SEISAKU DB トップ
SEISAKU DB
猪瀬直樹 ·日本維新の会

参議院予算委員会(2025-03-06)での発言

第217回国会 ·第第3号号 ·2,072字
○猪瀬直樹君 ここは一つの重要なポイントで、先ほどの医療用医薬品は普通は買えるんだと、それを厚労省は何かその規制を設けてなるべく買えないような方向に持っていこうとする、それで閣議決定までこの間したみたいなんですね。それ、また後でやります。  それで、医薬分業というのは必要なんです。それで昔は、お医者さんが薬を仕入れて、そして診療して、薬価の二倍、三倍で売ったりしていた。そういう時代があった。それを是正しようとして、病院の中で薬を売らないで、外で、調剤薬局で薬を売るという、そういうインセンティブを与えて医薬分業というものが進んできた。  そういう中で、じゃ、どういう結局現象が起きたかというと、これです。これ、うちの近所の総合病院の近くの、門前薬局というんです、お寺の前にずっとお店が並ぶみたいに。門前薬局、こんな繁盛しているんです。何でこんなにいっぱい薬局が並ぶ必要ありますか。もうかるからでしょう、これは。  そういうことで、これは、何でこんな門前薬局のような風景が生まれてしまったのかということなんですけれども、まずは次のパネルで門前薬局がもうかる構図というのをちょっと説明します。  我々、お医者さんにかかると。そこで、院内薬局、つまりお医者さんの中の薬局、まあ今大分少なくなりましたけれども、急いでいる場合はお医者さんの中で調剤する場合あります、調剤、薬を買う場合がありますけれども、その点数ですけれども、これ大体、院内処方というので、これ普通のやつです、三百二十円と。もちろん、保険が一割だったり三割だったりすると、それについてこれの一割だったり三割だったりします。  それで、次ですけれども、これ調剤薬局、門前薬局でやるとどうなるかということですね、門前薬局でやると。これ七・四倍ですよ。何でこんなに高くなっちゃうのと。何とか技術料、何とか調剤基本料とか、何とか料、何とか料、いっぱい付けているんです、これ。何でこんなに付いてるのと。  それで、一番下にちょっと青で囲ったのありますけれども、服薬管理指導料というのがあるんですね。これね、僕がお薬手帳を持っていなくて行ったら、お薬手帳持っていますかって聞かれて、持っていませんって言ったら五百九十円取られた。次持って行ったの。そうしたら四百五十円取られた。持っていても持っていなくても取られるんです。耳塞いでいるしかないの、これ、聞かれたら終わりなんだから。関所の通行料じゃないですか、これ。というふうな、お薬手帳持っていますか、持っていません、はい、五百九十円。持っています、四百五十円。こんなばかげたことありますか。こういう無駄なコスト、これが今の服薬管理指導料。いろんな名目付けているんです。  これね、マイナカードあればもう要らないんです。僕、スマホにマイナカードが入っていますから、そうすると、いろんなところのお医者さんで処方箋やって、あれ、薬局で薬もらったら全部記録残っていますから、お薬手帳なんて要らないんです。元厚労大臣も分かりますよね、それは、ね、加藤さん、要らないでしょう。それなのになぜ取っているんですかね、これ。  というふうなことで、こういうことを、つまりデジタル化とかいろんなことを推し進めていけば、こういうコストはゼロになるんです。  じゃ、何でこんなものが残っているか。それは、医薬分業を進めるための政策インセンティブ、誘導コストだった、その独り歩きした誘導コストが、今我々の、ユーザーの、患者さんのツケとして来ている。これ無駄なんです。  で、これ、処方箋というのは年間八億枚あるんですよ、処方箋。それで、そこにちょっと掛け算をすると、大体一・八兆円が無駄になる、無駄になるというか、必要ない金じゃないかと言うことができるんですが、これはまたじっくりやりましょう。  で、こういう現状を踏まえて、これまでいろいろなその無駄を、今日は短い時間ですからポイントポイントだけ押さえました。で、冒頭に「昭和十六年夏の敗戦」の話はしました。今回、今そういう日本が陥っている危機というのは、本当にユーザー側の立場に立っていないで、それぞれの圧力団体やそれぞれの役所の都合やいろんなもの、過去の政策のツケが回ってきて、そして、四年前は、僕は四年前に本書いているんですけど、四十三兆円だったものが今四十七兆円になっているんですよ。これ、あと数年で五十兆円ですよ。こんなばかげたことありますか。  これを削って、削ることによって若い人の保険料負担を減らす、それを早速やらなければいけないということで、改めてまた総理に、今までの話の流れ踏まえて、協議体を急いでつくって、本当に中身のある議論、それから透明化する、業界団体の話というのは不透明なんですね、情報を、やっぱりあれはファクトとロジックがきちんとあったから総力戦研究所はいろんな結論を出せたわけだけれども、そういうことを協議体でやりたいんですよね。そこのところを御答弁願いたいです。

猪瀬直樹 の他の発言

2026-03-24 · 参議院厚生労働委員会
○猪瀬直樹君 だから、それって単に歴史的経緯にすぎないということであると思いますよね。  これ、仕組みを変えると公費負担が増えてしまうように感じるんですけど、それ錯覚なんですよね…
2026-03-24 · 参議院厚生労働委員会
○猪瀬直樹君 このままでは、ちょっといびつになったままになっちゃうよねというお考えはお持ちだということだよね。…
2026-03-24 · 参議院厚生労働委員会
○猪瀬直樹君 じゃ、次の質問に移りましょう。  資料二ですけれども、医療費の自己負担割合についてですね。  後期高齢者が、医療費を誰が負担しているのかというのを内訳で見ますと、…
2026-03-24 · 参議院厚生労働委員会
○猪瀬直樹君 今の説明は、いろんな説明の仕方をしているけれども、結局、この資料の下のところの、一番下に赤いところで囲ったところがありますけれども、結局、協会けんぽの法定準備金という…
2026-03-24 · 参議院厚生労働委員会
○猪瀬直樹君 厚労省の担当者にいろいろ確認しましたけど、つまり、厚労省は、この準備金は保険者のものだから勝手に取り上げるわけにいかないという考えのようなんですよね。  でも、それ…
2026-03-24 · 参議院厚生労働委員会
○猪瀬直樹君 その過程で〇・一%という保険料率の引下げ幅というのがこれ出てきたということで今説明していましたけど、これは厚労省としては妥当だとお考えなのか。  それは、いわゆる組…
2026-03-24 · 参議院厚生労働委員会
○猪瀬直樹君 確かに過去からの流れを見れば、それは二〇一〇年から五年間ぐらいは財政的に非常にしんどい時期があったけれども、その後、二〇一五年から、景気も良くなって、想定よりも財政に…
2026-03-24 · 参議院厚生労働委員会
○猪瀬直樹君 日本維新の会、猪瀬直樹です。  今日、まず、先週十七日の予算委員会でも取り上げましたが、協会けんぽの準備金や保険料率、そして国庫補助率の在り方について質問します。 …

API / MCP 利用

国立国会図書館 国会会議録 API を構造化

REST: /v1/diet/speeches/search?speaker=猪瀬直樹
MCP: search_diet_speeches(speaker="猪瀬直樹")