○伊勢崎賢治君 ちょっと答えにくかったですね。本部はどうなるのかという話ですよね。まあ、続けます、これおいおいやっていきますので。
ここからが本題です。一九九九年、僕はまだ現場におりました。戦争犠牲者の保護に対するジュネーブ条約ですね、ジュネーブ条約です、これの五十周年を記念し、当時のアナン国連事務総長が発した告知があるんです。これをギャゼットと言います。それが、いわゆるUNフォーセス、国連部隊による国際人道法の遵守とタイトルがある、これが告知だったわけです。
この告知は、国連の旗の下に活動する部隊、これは歩兵部隊、戦闘部隊とか施設部隊、自衛隊のように、にかかわらず、全て国連部隊です。これが、局地的な戦闘の場面で、国際人道法上の交戦主体、つまり、紛争当事者になる場面が多発する今日の国連PKOを取り巻く環境が背景になっております。
もっと専門的なちょっとこと言わせていただくと、紛争当事者が、戦争当事者でもいいですね、これが守るべきルール、国際法は国際人道法と言います。この告知によって、国連部隊がそれを遵守せよということはどういうことかというと、国連部隊は紛争当事者であるという自覚を持てということなんです、この告知が言っていることはですね。だから、これは現場の我々にとってはもう本当に青天のへきれきだったわけです。これ、逃げられないという、任務の遂行のためには、そういう気持ちだったわけですよね。つまり、国際人道法を遵守するということにおいては、敵、我々に挑んでくる敵と法的には同等であると、国連部隊が、こういうことなんです。つまり、国連部隊にはもはや国際人道法上の中立性はもうないんです、中立性がないんですね。
で、中立性が満たされなくなったら撤収という問題ではありません。なぜかというと、撤収の結果、一九九四年、あのルワンダですね、ジェノサイドを止められなかったわけです。この背景、つまり国連が、あのジェノサイドで百万人が殺された、これを止められなかったという、この何というのかな、悔しい思いで、それが背景となってこのギャゼット、この告知書が出ているわけであります。
ですから、これは派遣の前提なんです、中立性がなくなったってことはですね。だから、この場合、この中立性が前提となっちゃっているこのPKO派遣五原則、日本の、この整合性どう考えますか。
伊勢崎賢治 の他の発言
2026-04-16 · 参議院内閣委員会
○伊勢崎賢治君 本日の質問は、全て国家公安委員会に対して行いたいと思います。
私、伊勢崎はこれまで、いわゆる国際紛争の現場、これは、何といいましょう、暴力が満ちあふれている、ま…
2026-04-16 · 参議院内閣委員会
○伊勢崎賢治君 昨日の問取りで若い官僚の皆さんたちといろいろ話させていただいたんですけれども、この今回の法改正で、事実、新しい情報がどんどん入ってくると。情報量が増えると新しい業務…
2026-04-16 · 参議院内閣委員会
○伊勢崎賢治君 済みません、これは多分、通告以外のところで、失礼いたしました。とにかく、このUBOの存在の、これをどう判断するか、そこの部分でありますが、次、進みます、時間があれな…
2026-04-16 · 参議院内閣委員会
○伊勢崎賢治君 まとめます。
テロ、犯罪資金の遮断という国際社会の共通したこの要請に応えることが重要であります。同時に、監視権力の暴走を防ぐ歯止めを講じることは私たちの責務でも…
2026-04-16 · 参議院内閣委員会
○伊勢崎賢治君 そのUBOについてちょっとこだわらせていただきたいんですけれども、その実質的支配者ですね、それがいると確認がなかなかできないと、疑わしい場合でありますね。これ、どん…
2026-04-16 · 参議院内閣委員会
○伊勢崎賢治君 これは昨日の問取りでも官僚の諸君とちょっと話題になったんですけど、誤判定ですね、誤判定、これが起こることを前提に、まあ起こらないはずがないんですけれども、それを何か…
2026-04-15 · 参議院国際問題に関する調査会
○伊勢崎賢治君 どうも、伊勢崎賢治です。
齊藤大使、ありがとうございました。今日は、ホルムズ海峡、特にアメリカとイランという国連海洋法条約を批准していない国がぶつかっている状況…
2026-04-15 · 参議院国際問題に関する調査会
○伊勢崎賢治君 齊藤大使、もしお言葉をいただければ、このことに関して。…
API / MCP 利用
国立国会図書館 国会会議録 API を構造化
REST: /v1/diet/speeches/search?speaker=伊勢崎賢治
MCP: search_diet_speeches(speaker="伊勢崎賢治")