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神谷宗幣 ·参政党

参議院予算委員会(2025-11-13)での発言

第219回国会 ·第第2号号 ·3,827字
○神谷宗幣君 ありがとうございます。  そうですね。ですから、虚偽、デマに関するチェックはやっぱり慎重にやっていかないといけないと。これ表現の自由との兼ね合いもありますので、是非そこは問題意識を共有しながら議論を進めていきたいなというふうに思っています。  最近さらに、権利侵害とか虚偽、デマ以外に、SNSの検閲だと、検閲と言うといけないですね、規制だというふうに言われているのが、外国の影響工作があるんだということを言う人がいまして、これはちゃんと対応すべきだということを、私、実は令和五年の五月三十日の財政金融委員会、外交防衛委員会の連合審査会、ここでやらせていただいたときに、当時の浜田防衛大臣に対しても提案しているんですね。何を提案したかというと、政府が、日本政府が一九四一年、大東亜戦争、日米戦争が始まった年ですけれども、国民向けに発行した防諜講演資料という内務省が出した資料がありまして、この中に、外国からの影響工作とかスパイ工作に対して国民がしっかり危機感を持てるように啓発する内容がありまして、こういったものをもう一回現代版で作り直して、防諜、カウンターインテリジェンスですね、こういったことをしっかり啓発するべきなのではないかというふうに御提案したことがあります。まあ、検討するで終わってしまったので、私、これを自分で書き直して本とかにしたぐらいなんですけど。こういったやっぱり外国からの影響工作というものにはしっかりと備えないといけないというのが我々の前提の話です。  が、しかし、この間、自民党の平議員が質問、衆議院の予算委員会で質問されていたのが産経の記事になっていますので、ちょっと紹介します。これ、我々としては非常に問題だと思っているから紹介したいんですけど、見出しが、参政党念頭か、ロシア工作で特定政党言及の投稿拡大、平氏が衆議院の予算委員会で持論を展開したという、そういう見出しになっていました。  一部だけ引用しますと、自民党の前デジタル大臣が、七日の予算委員会で、専門家の分析を基に持論の外国勢力による影響工作を論じ、七月の参議院選挙で外国による選挙介入が行われ、特定政党に言及したSNS投稿が拡大したと述べたと。参政党を指していると見られると。平氏は、外国勢力がSNSアカウントを大量に作成していると指摘、それらは投稿を自動的に拡散するボットと呼ばれるプログラムで、人間ですらない、わあっとアカウントがあって、人間のふりをしているとした上で、この間、有名なアカウントが凍結されたが、よく見たら人間じゃなかったというのがよくある話だというふうに述べられたと。で、参議院で外国勢力が自国のナラティブを、ごめんなさい、参院選で外国勢力が自国のナラティブを拡散し、日本の情勢を不安定化させるために反グローバリズムや排外主義を狙ったと指摘、特定の政党やそのスローガンに言及した投稿が公示後に急拡大した、この拡大は通常のトレンドの拡大と異なり、人工的なトレンド形成の可能性があるという分析をアナリストがしているというふうにしたというふうに記事が書かれています。ここまでが引用ですね。  まあ、確かに急拡大したんですよ、我々がびっくりするぐらい、日本人ファーストという言葉が。でも、これは何と機を合わせているかというと、私たちかなり左派のメディアにたたかれましたので、この日本人ファーストが差別なんだというふうにわあっといろんなテレビや新聞で書かれて、逆に目立っちゃったというのが我々の分析でありまして、このロシアがロシアがと言うんですけど、我々、私、ロシアの方と話したこともないですし、国会議員になってまだ大使館の方とお会いしたこともないですから、全然何の交流も今生まれていない状況なんですけど。  これ、似たことがアメリカでもあったんですね。平氏もこれ挙げられていまして、二〇一六年、アメリカの大統領選挙でロシアゲート疑惑というものがありましたと、これと同じようなことが日本で起こっているだろうというようなことをおっしゃっているわけですね。ただ、この疑惑、アメリカでは、もう大体十年ぐらい前ですか、調査終わっていて、これ、民主党側がですね、やっぱりトランプが、トランプさん勝ったので、それをたたくために情報操作を仕掛けたんだろうというような分析に終わっているんですね。  これね、ちゃんと、これ国会の場ですから、しっかり話しておかないと、ロシアが仕掛けてトランプさんが勝ったんだということをここで認めてしまうような話になると、それはやっぱりトランプ大統領からしたら面白くないわけですよ。総理もですね、例えば総裁選で党員の投票がいっぱい入ったのはロシアのボットが応援したから党員票がたくさん入ったんだというふうに言われたら、多分相当御気分が悪いというふうに思うんですね。  我々からしては非常に気分が悪くて、これは平さんたちがお話しになっていることを我々は日本版ロシアゲート疑惑というふうに党内では呼んでいるんですけれども、これ、今、国会で急に審議された話じゃなくて、選挙の終わり、終盤直前にこういう話をばあっとブログに書かれて、それを自民党とか維新とか国民民主の議員さんたちが一斉にばあっと拡散し出して、我々がたたかれたというふうなことなんです。  我々、何の根拠も見ていません。一つあるのは、スプートニクというロシア系のメディアにうちの候補者がインタビュー応じていたということだけが接点で、我々は、だからその根拠を示してほしいと、どういうデータでそういうことをおっしゃっているのか根拠を示してくださいって言っているんですけれども、いまだにその資料は我々には提出されないと。中で、参政党の我々が飛躍したのは、SNSで伸びたのはロシアの工作なんだということを一方的に言われているということなんですね。  だから、SNSは規制しないといけないということですけど、我々からすると、これデマに近いものなので、根拠を見ていないからですね。あったのかもしれません。でも、我々はそういうものを公式に見ていないんです、そういう工作があったのかどうかということを。もしそういうふうなことを国会で議論されるのであれば、やはり公式な何かの研究機関とかの資料を提示していただいた上で言っていただければ、まだ話合いの余地もあるんですけれども、こういうのってすごく印象操作ですよね。印象操作ってよくないということは自民党の総裁選でもありまして、これは、陣営がステルスマーケティングをやっていたというのが問題になりましたよね。  これは国会でも問題になっていて、前回の選挙では、参政党とか国民民主党が業者にお金を払って他党をたたくようなことをやっていたんじゃないのかということが問題視されて、そういった選挙期間中の何か書き込みとかそういったものの外注は駄目だというふうになったはずですけれども、総裁選ではそういったことも、委託されたね、議員個人ではないですね、議員の名前挙がっていましたけれども、私も後の報道を見ていましたら、個人がやらせたことではなくて、外注していた業者がそういったことをオーダーしていたというふうなニュースだったので、名前を出された議員さんは迷惑だったんだろうなというふうには思いましたけれども、こういったことを自民党の総裁選でも起こっているわけですよね。  これ、ちょっと、非常に矛盾していて、我々野党からするとそういう、党内でもそういう印象操作的なことはやっておられるのに、他党、我々がたたかれるときは一切無視ですかというふうになったら、非常に我々は心外であります。我々はロシアの工作は受けていませんし、別にロシアと何かつながっているということはありません。これははっきりと明言をしておきたいと思います。  こんなことを国会で堂々と言われたら、じゃ、ウィキペディアには自民党は元々CIAからお金をもらっていましたねというのが載っていますけれども、今でももらっているんですかというふうなことをどんどん聞いていったりすることになります。別にそれが言いたいんじゃなくて、そういったことがありますでしょう。それから、あとは、中国だったら五毛党というのがあって、お金をもらっていろんな書き込みするというのが、これ十年ぐらい前からずっとネットではもう話題になっています。ですから、ロシアがどうこうと言うんだったら、アメリカの工作も言わないといけないし、中国の工作も挙げるべきです。  こういうことをフラットに議論していただくといいんですけれども、特定の政党を、我々参政党ですが、挙げて、こういった工作があったからと言われると、我々からしては非常に心外ですし、究明を、真相を究明してもらいたいということであります。  だから、我々は海外からの影響工作が駄目だと思っているんです。駄目だと思っているから、取り締まるべきなので、だからスパイ防止法とかを作って影響工作を受けないようにしようということを一生懸命言っているんですけれども、この点、ちょっと通告ありませんけど、こういった外国からの工作をはねのけるためにも、スパイ防止法の制定、急務だと思いますが、スパイ防止法の制定に向けて、高市総理のお考え、お聞かせください。

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