○豊田委員 ありがとうございます。是非、本当に災害だということで、多角的また抜本的な実効性ある対策をお願いいたしたいと思います。
次に、子供や若者が直面するリスクについて考えたいと思います。
楽しい夏休みは、一方で大幅に様々な危険が増え、また保護者の方の負担が増す時期でもございます。大人の目の届かないところで、水難事故などもございますが、人為的に、危険な場所や、知らない人たちと接したり、あるいはスマホを使う時間が増えることでゲームやネット依存、SNSを通じた性犯罪や闇バイトなどに巻き込まれるリスクも高まります。また、生活リズムが乱れ、孤立し、休み明けには不登校や自殺が増えるという大変悲しい実態がございます。
大変残念なことですが、昨年の小中高生の自殺は統計開始以来過去最多となってしまいました。また、不登校の方は約四十二・二万人、これは小学生、高校生の約二%、中学生では約七%にも上ります。
もはや、保護者や先生に、子供たちを見守ってください、また子供さんたちに、気をつけましょう、何かあったら相談してください、そう呼びかけるだけでは、この現代社会に潜む様々なリスクから子供たちを守ることはできないと思います。
普及啓発や犯罪の取締りはもちろんのこと、本人や御家庭だけに責任を負わせるのではなく、子供の貧困対策、地域における見守りや居場所の確保、そして、ネットやゲーム、SNSなどについては、例えばオーストラリアやフランスなどでは、SNS利用に年齢制限を設けるといった法的、社会的規制を事業者に更に求めるべきだという動きが高まっております。また、リスクの高い内容については、AIなどによる検知、削除、警察への通報を求めるなど、より一層の実効性ある強力な措置を講ずるべきではないかと考えます。
また、様々な依存症、不登校、引きこもりの子供さんと親御さんは孤立を深めていきます。私もたくさん御相談を受けますが、子供にどう接したらよいのか、どこに相談すればよいのか、専門的に対応できる医療機関というのも非常に数が限られておりまして、初診まで数か月かかるということも常態化しております。学校、あるいは医療、福祉、地域や時には警察にも助けを求めても、結局どうにもならなくて絶望の中にある御家庭というのは、もちろん御本人も含めて、日本各地にたくさんいらっしゃると思います。そして、これが、いわゆる八〇五〇問題と言われる、御高齢の親御さんと引きこもりのお子さんという問題にもまたつながっていくわけであります。
総理、少子化対策、もちろんこれは極めて重要でございます。ただ一方で、既に今生まれ育ち、そして申し上げたような現代の様々なリスクに直面し、苦しみの中にあるお子さんや若者、そして御家庭を助け、支え、守っていくことが、日本国の今そして未来につながっていく、直結する課題であると私は考えます。
これに関して、総合的また実効的な対策と総理の御決意を伺いたいと思います。
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国立国会図書館 国会会議録 API を構造化
REST: /v1/diet/speeches/search?speaker=豊田真由子
MCP: search_diet_speeches(speaker="豊田真由子")