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橋本基弘 ·中央大学法学部教授

参議院内閣委員会(2026-07-14)での発言

第221回国会 ·第第19号号 ·556字
○参考人(橋本基弘君) 先ほども申し上げましたけれども、そもそも国旗を焼く意図というのは政府に対する批判ですよね。それは、民主主義にとってみるともう根幹的な自由です。つまり、政府を批判したり政策を批判したりするというのが表現の自由の主目的ですよね。ですから、それを規制するという側面に比べると、分かりません、濫用があるとは思いませんけれども、おりに入れるというその必要性よりもはるかに、政府批判を取り締まるという危険性の方がはるかに大きくて、そちらの方をちゃんとおりに入れておかなければいけないんじゃないのかなと。  制約すべきというのは、まあそういう事実があるとは思いませんけれども、恣意的に法の適用がなされているということよりも、政府批判を取り締まるというふうなその国家の在り方をおりに入れておく必要の方がはるかに大きいのではないかというふうに思うんです。  要するに、我々が自由な国家に生きてきたというのは、自由に政府を批判しても構わない、それによって処罰をされないということが大前提だったわけですから、そこはどんなことがあってもやっぱり守らなければいけないですね。それが結局、自由な社会のリトマス試験紙みたいなものだということだと思いますので、そこの部分は譲ってはいけないだろうというふうに思います。

橋本基弘 の他の発言

2026-07-14 · 参議院内閣委員会
○参考人(橋本基弘君) 元々立法事実がないので、議論しようがないんですよね。つまり、空気を相手にする話ですから、空気相手にしてどうやって戦うのか。元々ないものですから。  これ、…
2026-07-14 · 参議院内閣委員会
○参考人(橋本基弘君) 繰り返しになりますけれども、法律を作るには法律を作る必要性とか合理性がどうしても必要だ。それぞれの国にはそれぞれの国の歴史とかいろんな文脈があるわけですね。…
2026-07-14 · 参議院内閣委員会
○参考人(橋本基弘君) 教育と強制との区別という非常に難しい問題ではございますけれども、かつて最高裁判所は、旭川学力テスト判決の中で、国家が教育に介入していいかどうか、その一つの線…
2026-07-14 · 参議院内閣委員会
○参考人(橋本基弘君) 国旗を大切に思う国民感情というのは、これは一人一人の心の中の問題で、これは強制にはなじまないものだというふうに思っております。むしろ、分断というお話でありま…
2026-07-14 · 参議院内閣委員会
○参考人(橋本基弘君) 最高裁判所もそうなのでありますけれども、ただ単に表現が危険であるとか、あるいは危害を生ずるという、何となく不安な、あるいは、何というんですかね、そういう可能…
2026-07-14 · 参議院内閣委員会
○参考人(橋本基弘君) 今ストーカー規制法のお話が出たわけでありますけれども、ストーカー規制法が対象としているものというのはかなり具体的な個人の感情でございます。それに比べて、本法…
2026-07-14 · 参議院内閣委員会
○参考人(橋本基弘君) かしこまりました。  本日は意見を申し述べる機会を与えていただきまして、大変ありがとうございます。光栄に、大変光栄に存じます。  早速、それでは本題に入…
2026-07-14 · 参議院内閣委員会
○参考人(橋本基弘君) 先ほどの繰り返しになりますけれども、例えばドイツの場合、ドイツ国旗の損壊行為、これはまさにナチズムへの復活を招く表現というふうな意味を持つわけですね。したが…

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