SEISAKU DB トップ
SEISAKU DB
武本俊彦 ·新潟食料農業大学名誉教授

参議院農林水産委員会(2026-06-23)での発言

第221回国会 ·第第12号号 ·775字
○参考人(武本俊彦君) お二人の参考人の御意見に基本的には異存、異論を差し挟むつもりはありません。  強いて申し上げれば二点あるというか、データの正確性はもちろん必要なんですけど、多分、どこまで行ったって限界があって、確率論的に言えば七割か八割ぐらいのデータしか集まらないと思うわけです、一〇〇%のデータの収集はできないだろうと。  となると、問題は、その集められたデータからどういうふうな関係性があるか、つまり、相関関係ではなくて、求められるのは因果関係なので、因果関係を正確に推計できるかどうかという、そのかなり高度な技術を持った人材を政府が抱えられるかどうか。それ、民間に委ねればいいじゃないかという話なんだけど、コアなところまで民間に委ねて本当にいいのかという問題があるということと、それからもう一つ、政府は政府で、いろいろなある意味で政策判断上のあえて言えばバイアスが掛かってきてしまいます。ですから、そのバイアスを別に否定するわけではありません、それがなければまた困るときもあるわけですけれども。  もう一つは、だからそれをどうやってまさに補完していくか、セカンドオピニオンみたいなものをどう求めるかという話になります。  我が国では財政についてはよく議論をされていますけれども、立法府に長期見通し的な機能を持たせるという議論があるわけでありますから、需要についてもそういうセクションを設けていって、常に政府とはちょっと違う観点から物事を判断するということを考えていかないと、特に昨今のような気候危機だとか世界的な想定外の事態が起こることによって、特に輸入依存度の高い我が国のようなところは食料の不安定性が増してくるということになりますので、そういったようなことも本当は考えるべき時期ではないかなと思っております。  以上です。

武本俊彦 の他の発言

2026-06-23 · 参議院農林水産委員会
○参考人(武本俊彦君) 御質問ありがとうございます。  結論から申し上げれば、今の先生の御主張を成り立たせるためには、備蓄の定義を、供給の不足に伴いというところを変えなければなら…
2026-06-23 · 参議院農林水産委員会
○参考人(武本俊彦君) 御質問ありがとうございます。  基本的には今の長谷川参考人と同じ考え方を私は取っておりまして、農業という産業の場合、どうもやっぱり製造業とか工業とのバラン…
2026-06-23 · 参議院農林水産委員会
○参考人(武本俊彦君) ありがとうございます。  非常に難しい話なんですけれども、何で農業に限って需給調整だとか暴落が起こったときに保護しなきゃいけないんだという議論が起こってし…
2026-06-23 · 参議院農林水産委員会
○参考人(武本俊彦君) ありがとうございます。  皆さんと、他の参考人と基本的に同じなんですけど、要するに、価格に着目するのは何かというと、やはりその経営者としての才覚を磨いてい…
2026-06-23 · 参議院農林水産委員会
○参考人(武本俊彦君) 非常に難しい話なんですけれども、基本的には、別に農業に限らず、どんなビジネス、事業であっても、事業者は需要に応じて、つまり売れる分を生産していくという発想で…
2026-06-23 · 参議院農林水産委員会
○参考人(武本俊彦君) お手元に私のコメントの要旨が行っているかと思います。これに沿って、十五分間という時間でございますので、簡潔に説明していきたいと思います。  二ページ目は、…
2026-06-23 · 参議院農林水産委員会
○参考人(武本俊彦君) ありがとうございます。  結論的に言えば、今おっしゃった御質問の趣旨は、やはり基本法に遡って、どうするんだという、こういう議論をしない限りは、やっぱり中長…
2026-06-23 · 参議院農林水産委員会
○参考人(武本俊彦君) 御質問ありがとうございます。  なかなか難しい問題なんですけれども、冒頭申し上げたかと思うんですけれども、食糧法という法律は、基本的には生産者が作った米を…

API / MCP 利用

国立国会図書館 国会会議録 API を構造化

REST: /v1/diet/speeches/search?speaker=武本俊彦
MCP: search_diet_speeches(speaker="武本俊彦")