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熊谷亮丸 ·株式会社大和総研代表取締役副社長兼副理事長

参議院予算委員会公聴会(2026-03-24)での発言

第221回国会 ·第第1号号 ·750字
○公述人(熊谷亮丸君) 御質問ありがとうございます。  私も八代公述人と基本的には同じような考え方でございまして、一つはやはりこの冷戦が終結をしたこと、それから、IT革命が進むことによって、今までの日本の縦型の社会というのがどうしてもフラットになってくるわけですから、組織がどうしても合わなくなったということがありますし、加えて、それまで日本はキャッチアップ型の経済で、先進国をある程度模倣すればよかった部分がございますが、キャッチアップ型の経済が終わり、そこからアジア諸国などが勃興してくるという、これらの大きな構造変化の中で、その政治の仕組みであったり社会の仕組みであったり企業の仕組みなどが、これがやはりなかなか対応できなかった部分というのがあるのではないか。  例えばデータで申し上げると、過去二十年間で日本の名目GDPは一・一六倍になっておりますけれども、この間、一般歳出は一・五六倍になっている、それから普通国債の残高は二・二一倍になっているということでございますから、私は、決して今までの財政は緊縮財政ではなくて、この量の問題ではなくて財政の使い方、この質の問題で、本当にその刺激効果が大きいところに質の高い財政投資ができていなかった部分などもあるのではないか。  そして、具体的なところでは、先ほど十七ページのところで御説明を申し上げましたけれども、やはり経済の基本要素は労働と資本とTFPでございますので、この三つをやはりそれぞれ大体三分の一ずつぐらい伸ばしていったとして、二〇四〇年度に日本の名目GDPは一千兆円が視野に入るわけでございますから、これらのところに焦点を絞って、従来の延長線上ではなく、その財政の使い方などもしっかり考えていく必要があるのではないかと思います。

熊谷亮丸 の他の発言

2026-03-24 · 参議院予算委員会公聴会
○公述人(熊谷亮丸君) 御質問ありがとうございます。  やらなくてはいけないことは、この十七ページの労働と資本とTFP、特にやっぱりTFPのところで、労働生産性がやっぱり今、日本…
2026-03-24 · 参議院予算委員会公聴会
○公述人(熊谷亮丸君) イタリアとちょっと正確に比較したことがあるわけではありませんが、恐らくイメージとして言えば、やはり何といいますか、企業が割と分散して、どうしてもやっぱりある…
2026-03-24 · 参議院予算委員会公聴会
○公述人(熊谷亮丸君) ありがとうございます。  委員がおっしゃったように、私は、大きな資本主義の流れというのは、資本主義四・〇などと言いますけれども、今までは株主の近視眼的な利…
2026-03-24 · 参議院予算委員会公聴会
○公述人(熊谷亮丸君) 御質問ありがとうございます。  おっしゃるように、やはり大企業と中小企業の格差というのはこれはまだ問題としてあるわけでございますが、他方で足下のこの賃上げ…
2026-03-24 · 参議院予算委員会公聴会
○公述人(熊谷亮丸君) 御質問ありがとうございます。  委員がおっしゃったとおりで、私も問題意識としては、今のこの中小企業の対策というのが、これが社会政策なのかそれとも経済政策な…
2026-03-24 · 参議院予算委員会公聴会
○公述人(熊谷亮丸君) ありがとうございます。  これは、やっぱり海外から日本に投資を呼び込むというのはこれは極めて重要な成長戦略だということで、例えばシンガポールなどだとしっか…
2026-03-24 · 参議院予算委員会公聴会
○公述人(熊谷亮丸君) 御質問ありがとうございます。  御指摘の点、まさにそのとおりで、ここで当然やっぱり社員の健康はもう大前提なわけですよね。社員の健康を大前提にした上で、仮に…
2026-03-24 · 参議院予算委員会公聴会
○公述人(熊谷亮丸君) 大和総研の熊谷でございます。  本日はお招きいただきまして、心より光栄に存じます。  御審議の御参考にさせていただきたく、令和八年度の予算案につきまして…

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