○吉高参考人 御質問をどうもありがとうございます。
途上国でこういった市場メカニズムをする際に、何かこれまで過去にそごがあったのかということなんですけれども、基本的に、京都議定書のときには、まず、途上国の持続可能な発展に資するカーボンクレジット事業をしなくてはいけないということで、大変厳格なルールがございました、国連におきまして。ですので、これは、市場メカニズムといいましても、金融市場とかとは違いまして、あくまでも政策に基づいた市場でございます。
そして、第三者認証というのがございまして、非常に質の高いものをつくっていくというルールがございます。決してカーボンクレジットを第一義的に使うのではなく、あくまでも補完的に、まずは自分たちで削減をする、どうしてもできないところに関しては、質の高い、途上国に貢献するようなクレジットにしなければならないというのは綿々と国連の中で言われてきていることですので、私が経験した中ですごくそごのあったということは余りなかったんですけれども。
ただし、例えば、京都議定書の際は、中国でたくさんの大規模の水力発電のところでカーボンクレジットができたり、それから、パームのプランテーションに関するクレジットなんかは、実は日本企業が結構関わったんですけれども、欧州なんかは、やはりパームプランテーションに対しては人権の問題もあって、日本ではなかなか意識がなかったので、そういうこともあったわけなんですけれども、それに関しても非常に厳格なルールが世界的にも出てきましたので、ラーニング・バイ・ドゥーイングと申しますか、人間はやはり前に進んでいるのかなというふうには思っております。
あと、ビジネスライクとおっしゃいまして、私がこれを始めた頃、金融機関がこういったものをやることに関して、マネーゲームじゃないかとか、紙の、空気の商人みたいなことを言われたこともございますけれども、これは、経済学的に最適化でCO2を削減するための重要な経済的措置だと思っておりますので、私自身は、適正に運用されれば十分CO2の削減に寄与するとは思っております。
以上でございます。
吉高まり の他の発言
2024-04-26 · 衆議院環境委員会
○吉高参考人 おはようございます。三菱UFJリサーチ&コンサルティングの吉高でございます。
私は、サステーナビリティーの担当役員として、グリーンビジネス、サステーナブルファイナ…
2024-04-26 · 衆議院環境委員会
○吉高参考人 御質問をどうもありがとうございます。
大変私も関心のあるところでございます。実際、CDMのときに最もカーボンクレジットを生んだのは中国でございます。その次にインド…
2024-04-26 · 衆議院環境委員会
○吉高参考人 御質問をどうもありがとうございます。
私自身、環境省が進めております脱炭素先行地域の評価委員もさせていただきまして、全国の地域を回っております。また一方で、地域の…
2024-04-26 · 衆議院環境委員会
○吉高参考人 御質問ありがとうございます。
私が京都議定書のCDMをやっていた頃は、実は高効率の火力発電ですとか、そういったものに関するCDMの話もございました。結局、クレジッ…
2024-04-26 · 衆議院環境委員会
○吉高参考人 御質問ありがとうございます。
実際に、やはり今、畜産に関するCO2の排出削減に関しては、私は、実は農水省の審議委員もやっておりまして、北海道の畜産、十勝なんかへ行…
2024-04-26 · 衆議院環境委員会
○吉高参考人 御質問どうもありがとうございます。
脱炭素先行地域の評価委員といたしまして、現在、選定されました地域も、現地に参りまして、フォローをしている状況でございます。
…
2024-04-26 · 衆議院環境委員会
○吉高参考人 ありがとうございます。
本当に、ここ急速に提携国が増えてきているというのは、やはりパリ協定の中できちっと認められているということ、途上国の方がこれを期待していると…
API / MCP 利用
国立国会図書館 国会会議録 API を構造化
REST: /v1/diet/speeches/search?speaker=吉高まり
MCP: search_diet_speeches(speaker="吉高まり")