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佐々木一成 ·九州大学副学長・水素エネルギー国際研究センター長

衆議院経済産業委員会(2024-03-29)での発言

第213回国会 ·第第6号号 ·744字
○佐々木参考人 非常に革新的な御質問、ありがとうございます。  この八ページ目の図で、例えば水素還元製鉄を見ていただきますと、一立方メートルの水素で八円なんですね。これは、今の石炭を使っている製鉄と同じエネルギー価格でやると、このぐらいの水素じゃないと厳しいということになります。もちろん、今回の法律が根拠になって、ある程度支援はいただければありがたいなと思っています。  ただし、二〇三〇年に三十円ぐらいになるとして、それと八円の間の値差支援をやるとなると、これはかなり、当然、国の負担というのは大きくなると思います。  なので、私もグリーンイノベーション基金のモニタリングの委員をやっているんですけれども、製鉄企業さんに申し上げているのは、もちろん水素を安くする努力は供給事業者さんがします、それに対して国もある程度御支援いただければありがたいです、ただし、他方、グリーンスチールを買いたいという企業さんもあるんですよね。やはり、各企業さん、グリーンなプロダクトを作っていますということをアピールするのが、お客様にもそうですし、金融投資家にも大事な点ということになりますから、国が全部面倒を見るのではなくて、供給事業者も頑張る、作っているメーカーさんも頑張る、ただし、それで頑張り切れない部分はやはり国に背中を押していただければありがたいなと思います。  そうすると、この時系列の図というのはかなり前倒しできると思いますし、商用車だけではなくて、発電、化学工業、製鉄を含めた産業分野、これがまさに同時並行でカーボンニュートラルに向かって大きく動き始めるんじゃないかなと思います。この法律というのは、まさにそれを後押しできる国のルールだと考えております。  私からは以上です。

佐々木一成 の他の発言

2024-03-29 · 衆議院経済産業委員会
○佐々木参考人 まず、御指摘ありがとうございます。  大学は、やはりいろいろな貢献ができると考えています。その中で四点ぐらい、手短に、今日のお話についてお答えさせていただこうと思…
2024-03-29 · 衆議院経済産業委員会
○佐々木参考人 九州大学の佐々木です。  本日は、貴重な機会をいただき、私の方から、「水素社会推進法への期待」と題しまして、この資料を使いまして御説明したいと思います。  私は…
2024-03-29 · 衆議院経済産業委員会
○佐々木参考人 まず、御指摘どうもありがとうございます。  それで、私も三十五年この分野を研究していて、もちろん、私は工学部の人間ですので、技術開発も一生懸命やって、新しい材料を…
2024-03-29 · 衆議院経済産業委員会
○佐々木参考人 御指摘ありがとうございます。  私も全く同感でございまして、よく、再エネか水素か、どっちを入れたらいいんだじゃないかという御批判もいただくんですけれども、これらは…
2024-03-29 · 衆議院経済産業委員会
○佐々木参考人 御指摘ありがとうございました。  五年から十年ぐらい前は、水素を運ぶ方法は三つあって、これはばらばらにやるのか、どこかでやはり選択と集中をしろという御指摘もありま…
2024-03-29 · 衆議院経済産業委員会
○佐々木参考人 水素にはいろいろなものがありますけれども、もちろん、大きく分けますと、いわゆるブルー水素という化石資源由来のものと、自然エネルギーから作ったグリーン水素というのがご…
2024-03-29 · 衆議院経済産業委員会
○佐々木参考人 天然ガスから水素を作るときに、大体一キログラムの水素を作るときに十一キログラム出ます。それが三・四キログラムということで、審議会でもそれを目標にということが掲げられ…
2024-03-29 · 衆議院経済産業委員会
○佐々木参考人 御指摘ありがとうございました。  これは水素の価値の根幹の部分なんですけれども、今日の議論でもありましたように、水素というのはいろいろなものから作れる、いろいろな…

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