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田代洋一 ·横浜国立大学名誉教授/大妻女子大学名誉教授

衆議院農林水産委員会(2024-05-09)での発言

第213回国会 ·第第15号号 ·630字
○田代参考人 国境措置をどうするかという、このことでありますけれども、非常に重要な問題で、できるならば、私は不測時にも備えて、不測時はやはり食料を輸入に依存しているからこそ起こってくる不測事態なのであって、そこをもっと高めるためには、やはり国内生産をもっと重視するということが必要だとは思っております。  ただ、そうはいっても、既に国境措置については、いろいろな自由貿易協定で、国の間の約束でもって決めちゃっているので、これをまた覆すというのはなかなか困難なことだなというところに、今の日本の苦しみがあると思うんですね。ということで考えると、制度的には国境措置が低くなっていることを前提として、だからこそ国も力を入れて国内生産を高めていく、こういうことが必要かと思っております。  先ほどいろいろな議員の先生方から消費者の理解も大切だという話もありましたけれども、例えばお米を取ってみると、やはり消費者の方々は米から離れていってパンに移っちゃっているということもあるわけであって、食料自給率というと、国内消費量を分母として国内生産量を分子とするわけですから、米の消費が減ってくれば、生産も減ってきて駄目になっちゃう。食料自給率を高めるためにも米をもっと大切にする必要があるんだよということを示すためにも、やはり食料自給率という言葉は非常に重要だと思うんですね。ところが、それがちょっとないがしろにされているのは非常に残念だと思っております。  以上です。

田代洋一 の他の発言

2024-05-09 · 衆議院農林水産委員会
○田代参考人 元横浜国立大学、元大妻女子大学の田代でございます。  本日は、こういう機会を与えていただきましてどうもありがとうございました。  私は、食料供給困難事態対策、この…
2024-05-09 · 衆議院農林水産委員会
○田代参考人 御質問どうもありがとうございました。  法律事項ではないんですけれども、私としては、集約化ということについて、一つは、やはり地域計画のエリアの中の担い手同士の話合い…
2024-05-09 · 衆議院農林水産委員会
○田代参考人 御指摘のとおり、日本は言うまでもなく市場経済国ですから、やはり不測の事態といっても、そこに国家がどれだけ関与できるかということは、これは原理原則的な問題だと思うんです…
2024-05-09 · 衆議院農林水産委員会
○田代参考人 先ほど来申しましたように、私は、やはり要請という形を取っていくべきだと。  ただ、この法案では出荷と販売と生産とが全部並びでもって書かれているわけですけれども、そう…
2024-05-09 · 衆議院農林水産委員会
○田代参考人 先ほど申しましたように、新基本法改正案でも、合理的な費用、それを合理的な価格に反映させるというだけではどうも片がつかない、何らかのやはり直接支払い政策を考えなければな…
2024-05-09 · 衆議院農林水産委員会
○田代参考人 まず、三十万人という言葉なんですけれども、これが独り歩きしているんですね。三十万人というのは、昔の言葉で言えば基幹的農業就業人口のことであって、要するに農業を主として…
2024-05-09 · 衆議院農林水産委員会
○田代参考人 おっしゃるとおり、私は米派でございまして、そろそろ腹が減ってきたんですけれども。  やはり、今、世の中どこを見ても、パンについては物すごくいろいろな種類があって、よ…

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