○神谷委員 基本法では、御案内のとおり、自給率をやはり上げなきゃいかぬ、あるいは、農地をしっかり維持していきましょう、増やしていきましょう、あるいは、農業者、これも育成、確保していきましょうと書かれているわけです。
この間、今般、基本法改正になるわけですけれども、なぜこれができなかったのか。今、るるいろいろな御説明をいただきましたけれども、本気でやる気があったのか、そこになってくるんじゃないかと思うんです。要は、本来、こう書かれているわけですから、やっていかなきゃいけなかったんですよ。でも、このままで同じように改正したとしても、同じ結果しか出ないんじゃないんですか。二十年先、仮にこの基本法を変えたとして、同じように、自給率、上がりますか。あるいは農地減少、止まりますか。あるいは農業者確保、増えますか。私は、この基本法改正に当たって、やはりそこが一番気になるんです。要は、本気度が問われているというか、目標を掲げた、目標で終わるんならいい、ただ、目標じゃないんです、これはやはりやっていかなきゃいけないことだと思うんです。
食料自給率、いろいろな言い方をされています。生産額の話も今されました。でも、今度は食料自給率、もう上げないということにならないんですよ。というのは、食料安全保障の話をするわけですから。食料安全保障の話をするということは、カロリーベースで考えなきゃいけないんでしょう、最後は。だとするならば、いつまでも、できなかった、できなかった、できなかった、その理由はこうですというわけにもいかないと思うんです。
自給率、今、四五%が目標です。でも、この四五%、確かに、食の事情が変わった、米を食べなくなったと言われるかもしれないけれども、基本計画で見れば、今、現行基本計画は四五%を目指していますけれども、これは令和二年度に作られた基本計画です。その中の、この五年間の中でさえ四五%を目指しましょうとうたっているわけで、ということは、一番最初の基本法ができた頃からの、今日から比較して、食事情が変わりましたから上がりませんでしたは通るんですが、この五年間で見た際に、それが理由となるとは私には思えないんです。だとするならば、やはり、こういった自給率も上げていかなきゃいけない、農地もしっかり維持していかなきゃいけない、あるいは農業者、こういったところはやはりしっかり、今の施策ではちょっと厳しいんじゃないかと思うわけです。
今回の基本法、変えるだけではなくて、そうだとすると、当然打ち返しもあるでしょう、様々な政策の変更もあると思うんですけれども、ただ、これまで同様の政策をそのまま続けていたとしたら、この下がるベクトルは変わらないんじゃないかと思うんです。だとするならば、やはり、何で上昇できなかったか、この辺の検証というのをしっかりやらなきゃいけないんじゃないか。何が足りなかったのか、あるいは、もっと抜本的に変えていかなきゃいけないんじゃないか。図らずも、会計検査院から、政策効果の検証が不十分だという話も出ておりました。
今回、あるいは先ほど食料安全保障の話もしましたけれども、食料安全保障の根幹は、御案内のとおり、この国の農業の基盤です。農業の基盤とは何か、すなわち農地と農業者です。ということは、自給率もやはりしっかりやらなきゃいけない、農地も維持しなきゃいけない、農業者も、これはもう自明の理です。
という中で、今までかけ声だけで結果的に結果が出ていなかった、このことについては本気で農水省は考えなきゃいけないし、是非、坂本大臣の手で、これでは駄目だと、しっかりと、この基本法を変えたからには、ここを、もうベクトルを変えていくんだ、そういった検証あるいは施策がなされないといけないと思うんです。大臣、いかがですか。
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API / MCP 利用
国立国会図書館 国会会議録 API を構造化
REST: /v1/diet/speeches/search?speaker=神谷裕
MCP: search_diet_speeches(speaker="神谷裕")