SEISAKU DB トップ
SEISAKU DB
末冨芳 ·日本大学文理学部教授

衆議院文部科学委員会(2025-04-18)での発言

第217回国会 ·第第9号号 ·835字
○末冨参考人 ありがとうございます。  私のスライドの十三枚目と関連することであると思いますけれども、やはり、モンスターペアレントというのは急にそうなるわけではなくて、実は、学校の初動が少しかみ合わないためにどんどんこじれていくという案件が私が関わっている中でも大半でございます。  そうしたときに、なぜ私が常勤のスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーにこだわるかと申しますと、教員とは違う専門性を持ちながら保護者や子供を支えていくという専門職がいる方が、様々な角度から問題解決というのが可能なんですよね。  例えばですけれども、保護者が目の前の教員に当たるのは、その教員じゃなくて、自分の家族に潜んでいるストレスをそのままぶつけているだけのパターンもあります。そうすると、もう学校には解決できません。そこにアプローチするのはスクールソーシャルワーカーです。  あるいは、お子さんの心理的支援というのは、やはり、スクールカウンセラーが非常に活躍してくださっていますが、多職種で子供を支えるということについてもう一歩進めていただきたい。チーム学校二・〇と申し上げているのはそのことです。  あわせまして、教育委員会だけの努力では駄目で、なぜここで首長部局のモデルを出しているかと申しますと、教育委員会だけだと、隠蔽しているんじゃないかという疑惑をお持ちの保護者さんが一定数いらっしゃる。それはちょっと、必ずしも学校や教育委員会のせいじゃないんですが、やはり制度上、教育委員会とは違う首長部局がしっかりと関わりながら、例えばいじめ後の再登校について学校と調整して支えますよという方が安心感があるということです。  あわせまして、率直に申し上げると、人員の確保の都合上、教育委員会の予算にも限りがあります。首長部局として後押しをしていただく方が、子供を支える大人の層が分厚くなるというふうにも判断しているということです。  御質問ありがとうございます。

末冨芳 の他の発言

2025-04-18 · 衆議院文部科学委員会
○末冨参考人 まず、私自身、若者がどう考えているかということについて最近調査をして三月に公表したところですけれども、若者自身は、限りある政府の財源は、まず子供、若者に使ってほしいと…
2025-04-18 · 衆議院文部科学委員会
○末冨参考人 子供たち一人一人に寄り添うということは、今まさにこの瞬間も学校現場の先生たちが頑張ってくださっておりますけれども、私自身は、先ほどの意見陳述の中で申し上げましたけれど…
2025-04-18 · 衆議院文部科学委員会
○末冨参考人 ありがとうございます。  若い教員の早期離職というものは、どの学校段階でも起きていることでございます。  その背景には、大きく分けて二つあると考えております。 …
2025-04-18 · 衆議院文部科学委員会
○末冨参考人 まず、現場の先生たちが授業や授業準備の部分で多忙化しているというのは確かです。あわせまして、特に新人の先生たちに聞くと、通知表の所見欄がすごく大変だということで、実は…
2025-04-18 · 衆議院文部科学委員会
○末冨参考人 教職員定数の拡充というのは、私も大変歓迎しておりますけれども、やはり、採用する側の自治体にとっては、計画採用でないと、まず、財源が安定的に長期に見込まれるかというとこ…
2025-04-18 · 衆議院文部科学委員会
○末冨参考人 若い学生にとりましては、やはり自分が安心して働ける職場であるかと、特に教師を目指す若者たちというのは、自分が教師としてしっかり成長していきたい、子供たちに関わるからこ…
2025-04-18 · 衆議院文部科学委員会
○末冨参考人 今次法改正では、業務量管理の計画を策定していく、それを学校運営協議会や総合教育会議も関わって、進行を確認していくということになっておりますけれども、私が先ほど申し上げ…
2025-04-18 · 衆議院文部科学委員会
○末冨参考人 皆さん、おはようございます。日本大学の末冨でございます。  「学校における働き方改革を強力に進めるために」というスライドを使って説明をさせていただきます。  私は…

API / MCP 利用

国立国会図書館 国会会議録 API を構造化

REST: /v1/diet/speeches/search?speaker=末冨芳
MCP: search_diet_speeches(speaker="末冨芳")