○小野田紀美君 通行規制とかは、いろんな事件、ほかのことでもできると思うんですけど、まさにこの技術的助言というのは、そこが知見がなければできないものなので、助けて、無理ですになったら、これまた条文の意味がなくなってしまうので、ガイドラインや説明会、しっかりしていただきたいと思います。
東京都といったら熊なんて関係ないと思うかもしれないんですけど、東京都も西の方は出てきますし、私も学校が高尾にあったので、キャンパス内にイノシシうろうろしていましたし、そういうところで、東京の都庁の方の中心にいる人は、えっ、いるみたいなところがあるかもしれませんけど、市町村、苦労していらっしゃるところはそこで対応し切っていて、余り県や都と連携できていないところもあると思います。ここしっかりやって、条文が機能するようにサポートをよろしくお願いいたします。
最後に、一般国民への啓発というのは、私はすごく重要だと思っています。この鳥獣の法案をやるときにいろんな御意見がありました、熊をそんな危険視して撃っちゃいけないとか。思いもすごく分かるんです。
基本的に一番大事なのはすみ分けで、それぞれの山の暮らし、村の暮らし、そこにお互いがちゃんと線引きをして交わらなければ事件は起きないわけで、森をしっかり整備して、熊やイノシシが中で暮らして外に出てこないようにするというのは非常に重要なんですけれども、今現在、じゃ、それができるかといったら、今現在すぐできるものではない。自治体によっては、出てこないようにというのか、こっち来たら駄目よみたいな、ばれるよって、草刈ったりとかいろんな対応しているところもあるんですけど。大体、農林関係で聞いたことありませんかね。隣の村でイノシシの対策しっかりしてイノシシ出んなったら、その隣の市町村ですごい出るようになって、こっちに持ってくるなというようなことが起きる。だから、これってオールでやらないと、一か所だけがやったら結局そこから出ていってよそのところで被害が広がるだけなので、市町村によって境界線ないですからね、そのイノシシたちや熊が移動するのは。
だから、そこは是非、ここだけが頑張ればいいとか、理想論は分かるんですけど、それだけやっていればこの被害が収まるということではないというのも啓発をしていただきたい。
余り言いたくはないんですけれども、我々田舎の人間というのは、本当に日々生活と命を懸けてこの問題に立ち向かっているんですね。私も田舎の人間なので、うちの実家の前は本当に鹿の親子が道路の、狭い道路普通に歩いていますし、イノシシだってよく畑に、あっ、また入ってきやがったみたいなのでおりますし。そういうふうな中で、どうしても都会の人は、動物園の中とかにいて、おりの中と外で世界が分かれた状態で動物と向き合っている感覚が多い方がいて、そうすると、人間様の感覚から動物も守ってあげましょうという気持ちも分かるし、私も動物基本的には大好きなので、それが熊だろうが、イノシシだろうが、蛇だろうが、ゴキブリだろうが、命あるものを自主的に奪いたいとは思わない、できればすみ分けて暮らしたいと思っています。
そんな中でも、我々田舎の人間は、命の糧である農産品を荒らされ、実際の命が危険にさらされってなると、これはもうおりの中と外で、あらあら熊さん、つぶらな瞳ですねと言っている場合じゃなくて、同じリングに上がっているんですよ。だから、もう同じ生活圏、同じリングに上がって、はい、ファイト、カンってやられているときに、ちょっとかわいそうなんでなんて言っている場合じゃないので、是非ここは、都会の人間の人たちにも我々は同じリングで命を争っているんだということを分かっていただいて。何か、いろんなところに対策をしたらクレームを入れるとかいるじゃないですか。秋田県知事はガチャンですと言ってくれましたけど。
これもリテラシーとして、都会の理論で田舎の同じリングで戦っている者を観客がちゃあちゃあ言うないうのを是非リテラシーとして入れていただきたいというのと、あともう一つは、必要以上に恐れ過ぎというのもあって。これは、熊は大変ですよ、だけどイノシシや鹿なんて、我々からしたら普通にその辺におるんですよ。おるのに、視察に行ったときに鹿が工場の隅に座っていましたというのを見て、ああ、鹿がみたいになっているのにびっくりして、いや、おるじゃろ鹿はという。だから、学校とかでも今まで動物に、野生動物に接したことない人が極端に、イノシシです、退治してくださいとか、鹿ですって電話してきたら、自治体はパンクします。なので、どういう状況で動物がどれぐらいの距離にいたら、それはそっと見て見ぬふりをして見なかったことにしてお互い終わりにしようねとか、この野生動物との向き合い方というのも、もうちょっと野生動物と接したことのない都会の人間にも教えていただきたいと思います。
そういうリテラシーに関して、どのような今後の教育を考えられていらっしゃいますでしょうか、是非お答えください。
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