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室谷悠子 ·全国再エネ問題連絡会共同代表/弁護士

参議院環境委員会(2025-06-10)での発言

第217回国会 ·第第8号号 ·815字
○参考人(室谷悠子君) 情報公開と住民参加を徹底させていくということが今後の環境影響評価手続に必要ではないかというふうに考えています。  現在、風力発電開発とかメガソーラー開発が起こっているところは、地域の水源地であったりだとか、開発をすることによって土砂災害を誘発しかねない可能性があるとかというような、そういう場所であるにもかかわらず、実は住民がほとんどその情報が、開発計画があることを知らないというような、そういうことが起こっています。事業者の住民説明会はそういう点について詳しくは説明しないので、事業者の住民説明会だけを聞いていても、なかなか住民には、何が自分たちの生活環境に影響があるのかというようなことが分かりにくいというような実態があります。  そういう中で、環境影響評価手続というのは、住民が環境影響評価図書によって、専門家のアドバイスも受けながら、自分たちで自分たちの環境でどういう影響が起こるんだというようなことを判断できる貴重な機会とはなっていて、意見も言える機会にはなっているんですけれども、じゃ、その住民の意見をどうやって反映をさせていくのかというような点については、協議等が義務付けられるというような形になっていないので、不十分ではないかというふうに考えています。  環境影響評価手続を住民参加とか情報公開を徹底していくことによって、本来開発してはいけない場所、貴重な生態系がある場所であるとか、災害や水源、災害発生の危険がある場所、水源地というようなところの、何というんでしょう、共通理解というようなことも起きていって、本当はそれは法で規制を、今度は別の法律で規制を掛けていくというようなことになってくるんですけれども、そういう規制の必要性についてもきちんと意見交換や議論ができる場になるというふうに思っているので、そういう方向で環境影響評価手続を検討していってほしいというふうに考えています。

室谷悠子 の他の発言

2025-06-10 · 参議院環境委員会
○参考人(室谷悠子君) 景観については、景観法という法律があって、各自治体、景観法に基づいて条例規制を掛けているというような、そういう場合がございます。  風力発電についても、例…
2025-06-10 · 参議院環境委員会
○参考人(室谷悠子君) 私も、住民の意見形成、あと知る権利の確保であるとか、あと知見の蓄積、環境影響をいかに避けながら事業を進めていくかということにも十分役に立つと思います。  …
2025-06-10 · 参議院環境委員会
○参考人(室谷悠子君) はい。  入れないというような説明会しかできないのであれば、もう法で規制してしまうということもあり得ると思います。…
2025-06-10 · 参議院環境委員会
○参考人(室谷悠子君) 住民との事前協議というのは、住民参加を図る上で重要だというふうに日弁連も位置付けています。  促進区域の設定というのは、いわゆるゾーニングであります。誘導…
2025-06-10 · 参議院環境委員会
○参考人(室谷悠子君) エネルギー計画をどう立てていくかというのはすごく難しい問題で、私自体も専門ではないんですけれども、今の再生可能エネルギーの推進、あと立地の誘導みたいなような…
2025-06-10 · 参議院環境委員会
○参考人(室谷悠子君) 建て替え事業においては、その事後調査の結果を反映させるということが物すごく重要になってくると思います。  バードストライクの問題、当初の予測よりも率が高い…
2025-06-10 · 参議院環境委員会
○参考人(室谷悠子君) はい。  複数案の検討についてですけれども、複数案の検討というのはすごく重要で、一応今の環境影響評価法の中でも複数案を検討するというようなことになってはい…
2025-06-10 · 参議院環境委員会
○参考人(室谷悠子君) はい。  現在、森林で計画されている風力発電とかメガソーラーについては、そもそもその計画自体が生物多様性保全、水源保全とか災害防止の観点から不適切だという…

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