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平木大作 ·公明党

参議院文教科学委員会(2025-05-15)での発言

第217回国会 ·第第7号号 ·1,717字
○平木大作君 今いろいろ御説明いただきました。  大学スポーツが、やっぱりどんどん競技のレベルが高度化していっていったりしていると。箱根駅伝とかですね、どんどんスピードがアップしていったり、プロのスポーツへの入口になっていっていたりするところもあって、改めて、今次長の方から御答弁いただいたような、プレーヤーの皆さんが安心、安全で、やっぱりきちっと競技に親しめ、そして競技力を向上できるような環境ってすごく大事だというふうに思っています。  やはり問題なのは、そこで、じゃ、さっき言ったように、けがしたときのいわゆる対応とか、NCAAなんかは、結局そこら辺も含めて、いわゆる支える側のスタッフについても、いろんなルールだったり、何人置きなさいみたいなことも含めて整備をしながら環境をつくっていっているようなんですけれども、どうも、私もちょっと、UNIVASで発行していただいている大学スポーツへの大学としての関与・支援体制、手引書・事例集とか、大学スポーツ振興に向けた大学スポーツ統括業務の手引書とか、幾つか読んでみたんですけど、正直言うと、そこまで具体的に書いていないなというちょっと懸念を持ちました。  例えば、同じアメリカンフットボールでも、アメリカの大学一部リーグの場合、NCAAの方では、例えば、その活動の期間とか、いわゆる練習していい時間とか長さ、あと、防具を着けてやるようないわゆる強度の高い練習はここまでしかやっちゃいけないとか、そういった制限と、今言ったような、コーチの人数はこのくらいいなきゃいけないとか、そういういわゆる支える側にも大分細かい規定があって、ある意味、何というんでしょう、競技の条件をそろえるということと同時に、プレーヤーをしっかり守る、専門性を高めて守るということを結構徹底している印象です。  先ほどのあの研究書にも書いてあったんですけど、カナダの場合は、例えば、さっき言ったその学生トレーナーの役割を担っているような方というのは、基本的に、将来的にアスレチックセラピストを志望している学生しかやっちゃいけないということになっているようでして、これ、今所属をしているクリニックから各大学の部活に、要はインターンシップという形でいわゆる活動派遣をして活動しているようでして、いわゆるちゃんと医学の専門的な知識を持っている方が支えるような形になっている。やっぱり、そういう意味でいくと、まだこれはUNIVASの取組自体が途上なんじゃないかなというふうにも思うわけです。  そこで、もう一問お伺いしておきたいんですけど、これ、いろいろ実はそのほかにも気になるところというのが書いてありまして、何で最初に中学校の話を引いたかというと、中学の部活動というのは、やっぱり、先ほども少し触れましたけど、これ教員の皆さんの無償労働と自己犠牲で大分支えられてきたという話があるんですけど、大学の部活動って、もしかするとこの学生スタッフの皆さんの見えない労働と自己犠牲で支えられているんじゃないかということがこの研究の中から指摘されているわけです。  ちょっと、研究でいろいろ学生スタッフの方から得たネガティブなコメントというのが紹介があるので、ちょっと一個だけ引用したいと思うんですけど、こういうのがあるんですね。正直、新歓のわいわい楽しいイメージとは全く違う世界で、毎日つらくて、何で給料が発生しないのか謎。部活時間以外での活動が多過ぎる。部活が忙しいので留年する人も多く、かなりきつい。しかしながら、部活に時間を割き過ぎて学部に友達がいないので、やめることができない。友情と先輩との関係性で耐えていると。これがプレーヤーじゃなくて、学生スタッフの方のコメントなんですけど。  この一例をもって全部がそうだとかいうことを全く議論するつもりないんですけど、誰も見ていないというところはやっぱりちょっと問題なんじゃないか。こういったものについても、当然そのプレーヤーも含めてなんですけど、やっぱり大学の運動部、活動の実態って何か調査みたいなことをやったらどうかと思うんですが、この点いかがでしょうか。

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