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平木大作 ·公明党

参議院文教科学委員会(2025-06-12)での発言

第217回国会 ·第第14号号 ·1,282字
○平木大作君 先ほどの文化庁の答弁の中には、いわゆる令和六年三月のこの文化審議会における様々な検討の中で、この生成AIを始めとするテクノロジーの進歩とこの著作権の保護、権利保護をどうしていくのかという、そういう考え方を一旦まとめてはあるんですけれど、テクノロジーの進化が本当速くて、やっぱりこれ議論し続けなきゃいけないテーマなんだろうというふうに思っております。  この今の二つの問いから出てきている一つの象徴的な事例として何が言えるかというと、要するに、チャットGPTを始めとする海外の生成AIが、学習データとして日本のコンテンツを今物すごく、ある意味ほぼ無制限に学習に使って、それがビジネスになっている、収益に貢献していると。私自身もチャットGPT公開された直後から有料の会員として使っていますから、一月二十ドルぐらいですかね、払い続けているわけです。  一方で、実は今その生成AIについても競争環境がちょっと変わってきたとも言われています。特に、このLLMの分野で、かつては、ついこの間まで、パラメーターの数とかあるいは学習データの量、計算資源のキャパシティー、これが基本的に全部競争に効いてきてしまう。スケーリング則と呼んでいるんですけど、これが言われていたんですけど、ちょっと崩れかけていて、要は学習のデータの質をいかに、高品質に保つことで、量は少なくても実はそこを凌駕できるということが言われるようになって、国産AIで巻き返すチャンスというふうに言われているんですけれども、じゃ、ということで、実際にこの日本語データの供給元として頼ってきた四千七百万点を超える蔵書がある国立国会図書館なんですけど、今は、今御説明いただいたような理由でこの生成AIの学習データとしての利用というのは一旦止めてしまっているということなんです。なかなか、ルールを示してみても、その中でやっぱり使い方に一貫性が見られないということであります。  もう一問、ちょっとこれ、はしょってお伺いするしかないんですが、これ、五月二十五日の日経新聞の朝刊で指摘をされていたんですが、国立西洋美術館、これは、今度、著作権が切れた場合の実は課題について指摘をしている記事でして、所蔵する作品の著作権が切れた場合でも、同館サイトに掲載された画像に利用料を課すなどして、いわゆるパブリックドメイン作品の活用が十分にできていないんじゃないかと、そのことで、結果としてその所蔵している美術品の価値を下げてしまっていたり、あるいはその所蔵している館のそもそものこのいわゆる価値を下げてしまっているんじゃないかという、こういう批判があるわけであります。  端的に言うと、ネット社会におけるこのオープンアクセスという世界的な潮流に沿って自由な利用を可能にした上で、例えば、その中でも、著作権切れたものでも高精細画像とか商用利用に限って有償化するみたいなやり方があるわけですけど、そういうめり張りのある知財戦略取るべきじゃないかと考えておりますが、この点について文化庁の見解をお伺いしたいと思います。

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