参議院資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会(2025-02-19)での発言
第217回国会
·第第3号号
·1,025字
○参考人(石川智久君) 質問ありがとうございます。
まず、その景観の問題なんですけれども、非常に重要な問題だと思っております。やはり、ある程度そういう自分たちの愛した地域が変わってしまうと思うと、当然ながら、人々は反発するわけです。そのために、この環境の話が持続可能になるためには、やはり景観を維持しながら進めていくということはとても重要になると思っております。ですので、その太陽光パネルを置く地域というのもある程度限定的にしていくとか、景観と地域のバランスを考えていくというのは非常に重要だと思っております。
また、再生可能エネルギー、非常に大切なものではある一方で、非常に多くの面積を使うことがあります。例えば風力発電にしても、ある程度ギガワットを確保するためには、十キロ掛ける十キロぐらい大きな海、海上が必要とか陸上が必要等ありますので、それだけの面積を使う必要があるのかどうかというのもきちんと議論していく必要があるのかなと思っております。
そういった意味で、お二人の先生が言うとおり、きちんとうまくエネルギーミックスを取っていくことで、景観と面積と発電効率が全部いい形になっていくというのが非常に重要になるのかなと。一つのエネルギーに過剰に寄らないというのがとても重要になってくると思っています。その文脈の中で水素と小型モジュールというのはきちんと議論していくべきだし、これはやはりきちんと研究していく必要はあると思っております。
技術革新というのは、ある日突然、ある分野で起きることがあるわけです。例えば、今は太陽光がすごくいいとなったとしても、何年かたつと全然違う技術が良くなったりするわけです。そのときに対応するためには、ある程度技術のリソースを幅広く持っておく。そういう意味では、その小型モジュールなり水素なりは、様々なコストの問題はあるとは思うんですけど、ちゃんと実験的にはやりつつ準備をしていく、そして安全性の確保ができたならばやっていくといった形で進めていくのかなと。そういう意味では、ちゃんと計画的にきちんと研究をしていくということも大事なのかなと。
そういう意味では、可能性があるものについては排除するのはもったいないと思いますので、それは基本的な研究をしながら準備を進めて、安全、安心が確保されたものからきちんとやっていく、最適な場所にやっていくということが大事になると思っています。
以上です。