参議院資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会(2025-02-19)での発言
第217回国会
·第第3号号
·1,102字
○参考人(石川智久君) 二点目はちょっと、私が知っている範囲ではちょっといないので、ちょっともしかしたら私の知らないところで、非常に多くのタレントを抱えているシンクタンクでございますから、誰か言っているのかなとは思いますが、一応当社の中では、やはり二酸化炭素をきちんとコントロールしないとなかなか止まらないという認識だとは思っております。
最初の質問に関しましては、アメリカ人の本音というところがあると思うんですけれども、やはりインフレが非常に進んだということに対していろんな不満があると。特に、やはりガソリンの値段が上がったことに対する不満というのはアメリカには物すごくあったんだとは思っています。そういう意味で、その脱炭素に向けてなかなか経済的な利益がないんじゃないかという気持ちもアメリカ人の中にはあったのかなと。
また、アメリカの中では本当にカルチュラルウォーというような言い方がありますけれども、そういう、もうトランプさん大好きという方もいらっしゃれば、どちらかといったら今SDGs的な考えが好きという人もいらっしゃって、ここの非常に分断が非常に大きくなっているなと思います。
ここが非常に我々としても難しいのは、確かにトランプさんは環境嫌々と言っているんですけど、ただ、アメリカのもう半分はやっぱり環境って結構大事だよねという人も結構いらっしゃるわけです。特にカリフォルニアとかそういったところでは結構いるという意味では、もちろん、それでトランプが、トランプ大統領がずっと勝ち続ければそこは弱まっていくのかもしれないんですけれども、アメリカ、その選挙でまた揺り戻しがあったときにまた脱炭素が大事という政権が出てくる可能性もあるということもあるので、そういう意味では、アメリカの今のトランプ大統領の政策だけで動きを決めてしまう怖さというのはあるんじゃないのかなとは思っております。
ただ、確かにトランプ大統領というのは情報発信力も非常にある人なので、それによってみんなの意見も動いているのも事実ですし、特に今、アメリカの企業の方とお会いすると、ちょっと脱炭素のことは余り言わなくなっているのは事実です。
とはいえ、ヨーロッパの企業などはすごく脱炭素って大事と言っていますし、中国なんかも脱炭素は進めると言っておりますので、やはり日本は日本としてきちんと脱炭素を進めていく、それに当たっては、公正な移行を通じて極力不利益をこうじる人を減らしていって、日本の中で脱炭素アレルギーみたいのをつくらないようにしていくというのはとても重要じゃないかなと思っております。
以上です。