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鈴木義弘 ·国民民主党・無所属クラブ

衆議院経済産業委員会(2026-07-15)での発言

第221回国会 ·第第16号号 ·2,476字
○鈴木(義)委員 原油から日本の国内でナフサを作っているのは三九%だった、中東から入れているナフサが四〇%、韓国を含めてほかの国から調達しているのは二〇%、こういう説明は受けました。この四〇、二〇が入ってこなければ日本の国内にある原油を精製していくしかないので、それは過去にも質問しましたけれども。  中東から来ているのは、中間ぐらいの原油の質というんですか、重質なのか軽質なのかといったら、中間ぐらい。それに合わせたようなコンビナートの造り方をしているから、違うところの重質のやつを持ってきてもそれは対応できない。じゃ、どうするのと聞いたら、混ぜてやるしかないんだと。そういうことをやるわけですよね。だから、そこの発想でいいんじゃないかと思うんですね。軽質のものをどんどん入れるんだったら、じゃ、今ある原油と混ぜればいいじゃないのと。まあ、一日何十万キロリットルも使うわけだから、それは簡単にはいかないと思うんですけれども。  じゃ、一か月分がいいのか、二か月分がいいのかですね。プラスですよ、今の二百五十日分プラス三十日なのか六十日なのか。そこのところは、落ち着いてから考えるんじゃなくて、やはり今考えるしかないし、今二百日分しかないということになってホルムズがまた止まったという話になれば、どこかから調達しなければ、来年の三月までは調達できたとしても、その先はどうするというのは、必ずまた同じような議論になってしまうと思うんです。そこのところを。  あとは、お金を出すばかりじゃなくて、棚卸資産でやるんだったら、そこのうち、税金のかけ方だと思うんですね。棚卸資産に税金をかけるだけじゃなくて、揮発してしまうんだったら、そこは、物が変わらないというんだったらいいけれども、じゃ、減価償却という考え方をそこに入れてもらってもいいんじゃないかということです。例えば、一億円分の原油がありました、ナフサでもいいです、それで、揮発性が高いからといって、日数がたてばたつほど揮発しちゃうというのであれば、誰のせいでもないよね、元々のものがそうなんだから。だったら、建物を建てるとか機械装置を使うのと同じように、減価償却という概念をそこに入れれば、その部分は経費で落としてもらう。  そういったことも踏まえて、ミックスで、物理的なものと、やはり制度上の中でストックできるようなものも併せて考えて。  答弁する方はいつも、連携を取る、連携を取る、緻密な連携を取るというふうに答弁されるんだよね。じゃ、財務省だどこだといって必要なところと連携を取って、いい案をやはり出すしかないんじゃないかなというふうに思います。だから、くどいようですけれども、スケジュール感が大事だと思います。  例えば、前にも質問した、アドブルーというのがない、ないというのが五年ぐらい前に大騒ぎになったんですけれども、いつの間にかアドブルーがないと言わなくなっちゃった。今回もちょっと、目減りというより調達困難だ。じゃ、エンジンオイルはどうする、ブレーキオイルはどうする、シンナー、ラッカーばかりじゃなくて。中には、車は車検制度がありますから、まあ、車検を通るときはブレーキオイルを交換しなくてもいいんですけれども、いつか交換しなくちゃいけない。そういう制度が別の省庁であるわけですね。でも、物がなければ、エンジンオイルも交換できません、ブレーキオイルも交換できません。じゃ、事故が起きたときに誰が責任を取るのかという話になりますよね。  だから、もう一度やはり精査していただいて、じゃ誰が持つのかというのは、これは議論が必要になると思うんです。例えば、レアメタル、レアアースは、国の外郭団体が責任を持ってそれをストックしてあるわけですね。どのぐらいストックしてあるのかというと、日本がある物質を持っています、どのぐらい持っていますというのを公表しちゃうと値段が乱高下をするからオープンにできません。でも、ストックしているんですよね。  この間も地元を回ったら、金型の仕事をやっている製造業者さんなんですけれども、金型を作るのにタングステンが必要なんだそうです。硬度を出すためだと思うんです。中国がもう出しませんよと言われちゃったら、さあ慌てて品薄だ品薄だという話になるわけです。それは前にも止められたときがあったんだから、十年もうちょっと前に、なぜ、この十年間、そういうことが起こり得るだろうということで国が責任を持って国家備蓄みたいなものを増やすということをしなかったのかということです。  それは、ストックしておけば経費がかかりますよ。去年の米と一緒です。去年、決算委員長をやらせてもらっているときに、資料をずっとひっくり返して見たら、米も含めて大豆とトウモロコシで約八百億円のストックがあって、それを保管するだけで三百四十四億円の金をかけているんですよね。それだけかけちゃっている。それで五年分の米を百万トンストックしていた、それを去年放出したわけですけれども。  それと同じような発想で、経済安全保障というふうに大上段で構えるんだったら、今回の件を契機に、原油ばかりじゃなくて、レアメタル、レアアースもそうだろうし、あとはベースメタル。銅線が高止まりしちゃって、どこに行っちゃっているのかというぐらい、高い値段で取引しています。だから盗難に遭うわけですよね。じゃ、どうするといったら、銅線じゃなくてアルミに換えた方がいいんじゃないかと言い始めましたよね。それがイノベーションにつながっていくかもしれませんけれども。そういったものを、やはり、石油製品だけじゃなくて、今回の産業政策全般をつかさどっている経産省であれば、そこのところを、違う鉱物も含めて一回見直しをかけて、ストックするものはストックしていく、新たに調達する先は、民間任せばかりじゃなくて、国がいざというときには出ていくぐらいな道筋をつけていくべきだと思うんですけれども、再度お尋ねしたいと思います。

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