衆議院経済産業委員会(2026-07-15)での発言
第221回国会
·第第16号号
·817字
○赤澤国務大臣 なかなか、私自身がAIの担当閣僚ではありませんので、確たることは申し上げづらいところがあります。
その上で申し上げれば、これは国ごとにいろいろ規制のやり方が違って、比較的EUは厳格に法律で規制をつくり、我が国は比較的開発とリスクのバランスを取ろうという考え方を取っていると思っています。それぞれがやはりいいところ、悪いところがあって、しかもAI自体がどんどん進化する中で我々が判断していかなきゃいけないので、なかなか確たる見通しということは難しいのでありますが、しかしながら、とにかくおっしゃるような様々なリスクがあることは間違いないと思います。
私自身も、サイバーセキュリティーの問題もあれば、創薬などでもかなりリスクはあるでしょうし、一番やはり気になるのは人間がコントロールできなくなるリスクですよね。これはもう究極でありまして、こうなると、責任とか言っていても、AIを発明しちゃった人が悪いのかという話は、最後、何かなかなか行き着く答えがないように思います。
理念としては、AI法においてイノベーション促進とリスク対応の両立を理念として掲げておりますが、こうした観点から、経産省としては、AI事業者ガイドラインの公表を始めとした事業者の適切なAIガバナンスの構築を後押しする取組を行っています。
あと、私自身のテリトリーとしては、五月一日に、重要インフラ事業者のトップに対して、発電とかあるいはガスとかもそうですけれども、トップ主導のリソース確保、脆弱性情報の早期把握と対応、内部システムのあらゆる挙動を常に確認する、いわゆるゼロトラストへの移行を要請をいたしました。
ただ、言うはやすく行うは難しでありまして、引き続き、関係省庁と連携しながらAIがもたらすリスクに対して適切に対応するとともに、各分野でのAIトランスフォーメーションを進めてまいりたいというのが今考えていることでございます。