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泉房穂 ·立憲民主・無所属

参議院法務委員会(2026-07-16)での発言

第221回国会 ·第第21号号 ·1,760字
○泉房穂君 泉房穂です。  もう再審法の審議も、この間、衆議院、参議院となされてきましたが、先ほど恐らく理事会で、今日が終結、採決なんですかね、という状況の中で、私にとって最後の質疑の時間となります。二十五分間の時間です。この間、様々な修正案を提案申し上げ、本日も修正案提出予定ではあります。ただ、いろいろ、これまでと同じ質問をしても同じ答弁が繰り返されるだろうということも含めて、改めてどういう質問をしようかなと思いました。  やっぱり改めて、このテーマに関してはなぜ今この議論はなされているかということをしっかり振り返る必要があると私は改めて思いました。二年前の袴田さんの再審無罪確定、昨年の福井事件の前川さん、今年の阪原さん、まさにそういった事件が、立法府をしてしっかりとした法整備が必要であることを私は物語っていると、そのように思います。今お話しした袴田さん、ひで子さん、福井事件の前川さん、そして日野町事件の阪原さんなどとも直接お会いをし、いろいろお話を聞かせていただきました。  やはり今回のポイントは、そういった冤罪の被害者らの声をしっかり受けて、その思いをかなえるというのが私は最も大事なことであり、もちろんいろんな要素があることは理解しないわけではありませんけど、やはり原点としては冤罪の被害者らの声だと私は思います。  この点、例えば袴田ひで子さんは、衆議院の法務委員会にて、今の政府案では巖も助からず処刑されていたと、そのように参考人のときに語っておられます。大変重たい言葉です。前川事件の、福井事件の前川彰司さんも、再審法はただ改まればいいのではない、今まさに苦しんでいる人が救われて何ぼですと語っておられます。日野町事件の阪原さんも、満足のいかない状態で法案を法制化すると、今冤罪を闘っている方々に利益のある結果にならない。お三方そろって、今の政府案のままでは駄目だと言っておられるんです。加えて、東住吉事件の青木恵子さんにおいては、政府案では獄中で無罪を訴えて闘う仲間は今以上に苦しむことになる。まさに、そういった声を受けて、今日の質疑を踏まえて、私たち国会議員、立法府としてどういう判断をするかが問われていると私は思います。  そこで、改めてその三つの事件について振り返り、答弁は恐らく個別の案件にはお答えいたしかねますという答弁だろうと思いますけど、違うんです、その個別なんですよ。それぞれの、袴田さんや前川さんや阪原さんの人生を奪ったんです。それが許されるのかと。そんなことがないように、しっかり、冤罪が起こらないようにする、冤罪が起こった場合にはできるだけすぐに救済する。今回の政府案だって基本的に立法趣旨は一緒じゃないですか、確実な救済、迅速な救済。であれば、その方向に向けて更なる知恵を絞るべきというのが私のスタンスであります。  資料をお配りしております。一枚目の方に、冤罪と再審と証拠の関係という形で記載をしております。こちらを御覧いただきたいと思います。  あえて個別の案件に踏み込みます。袴田さんの事件も日野町事件も福井事件も、なぜ冤罪となったか。捜査機関が証拠を捏造したからです。捏造した証拠を裁判所に提出し、有罪立証したから、有罪確定したんです。  じゃ、なぜそれが救済に向かったか。それが捏造であると分かる、無罪につながる証拠が後に出てきたからです。でも、すぐに出てきたわけではありません。袴田事件においていわゆるカラー写真が出てくるまでに四十四年、日野町事件においてネガが出てくるまでに二十四年、福井事件において捜査報告書が出てくるまでに三十六年もの年月を経ています。  そもそも、捏造すべきではありません。ただ、捏造が分かったのであれば、速やかにその証拠をオープンにして、しっかりとそれを踏まえた判断をすべきではないかと、そう思えてなりません。  そこで、恐らく答えは個別の案件に答えられないということになるとは思いますが、もう一回あえて聞きます。袴田事件、日野町事件、福井事件に関してでありますが、まず袴田事件。裁判所は、再審確定に、再審無罪確定において、三つの捏造を認定しています。改めて法務省に問います。捏造は認めますか、認めませんか。

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2026-07-16 · 参議院法務委員会
○泉房穂君 御答弁申し上げます。  全く同感であります。証拠開示で幅広い開示がなされるか否か、まさに生命線。とりわけ、これまでの多くの再審無罪事件を見ますと、当初から捜査機関が手…
2026-07-16 · 参議院法務委員会
○泉房穂君 まさに目撃証言が誘導である、そういったことも踏まえて無罪となったと理解をしています。  このテーマに関しては、いわゆる捜査報告書、早い段階で目撃証言が明らかに矛盾して…
2026-07-16 · 参議院法務委員会
○泉房穂君 証拠の一覧表につきましても、これも超党派のもう議員連盟が検討した中でも、やっぱりこれはどうしても必要という意見の中で規定されていたものであります。まさに今回の修正案は、…
2026-07-16 · 参議院法務委員会
○泉房穂君 この件、カラー写真がもっと早く出ていれば、もっと早く救済につながっています。でも、すぐには提出していません。  まさに今回のポイントは、検察任せのこれまでの運用どおり…
2026-07-16 · 参議院法務委員会
○泉房穂君 福井事件についても問います。  福井事件においても、これは自白もなさっておられませんにもかかわらず、複数の目撃証言がでっち上げられました。お金を渡して目撃証言を取った…
2026-07-16 · 参議院法務委員会
○泉房穂君 次に、日野町事件です。  日野町事件も、いわゆる遺体があった場所や金庫が捨てられた場所に連れていき、帰りの写真を行きの写真と差し替えたという形の中で再審無罪につながっ…
2026-07-16 · 参議院法務委員会
○泉房穂君 これ是非お伝えしたいんですが、今回の修正案、現時点において提出者はいわゆる立憲民主・無所属の会派と公明党の会派となっておりますが、今回の内容につきましては、繰り返しにな…
2026-07-16 · 参議院法務委員会
○泉房穂君 法務省とやり取りをしていて、すごく違和感を感じ続けています。その原因何かと思ったときに、恐らく法務省としては、袴田さんは本当は真犯人と思っているんではないですか。そうで…

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