○公述人(会田卓司君) ありがとうございます。
政策、経済政策を新自由主義から経済産業政策の新機軸にしっかり転換をすることが重要です。
十五ページ目にこの二つの政策を具体的にまとめています。新自由主義という考え方では、民間に任せられます。とすると、どうしても民間というのは短期的な収益の拡大に目線が行ってしまうので、投資、賃金が不足する。そして、政府の関与を小さくするということは国境をなくせということと同じような意味合いがあるので、グローバリゼーションということで、当然ながら安いところで物を作ろうといって国内から海外に生産拠点が移動した、結果として投資と賃金が不足をするという事態に陥ったということです。ですから、こういう政策の方向性を持っていれば当然企業はなかなか投資を拡大してくれないということです。
そこで、産業政策の新機軸に移行して、やはり中長期的な社会経済の課題はたくさんあるわけです。経済安全保障であったり、人への投資であったり、防災であったり、少子高齢化対策であったり、こういう中長期的な目線で社会経済課題を解決する投資を官民連携でやっていきましょう。ということは、政府は企業の目線を短期から中長期に変えてあげるということで投資を増やしていくという、こういう産業政策の大転換が現状は必要なんだと思います。
そのために必要なのは、やはり財政政策が緊縮志向、プライマリーバランス黒字化であれば、当然、今年は政府は投資をしてくれるけれども、来年黒字を目指して投資をしなくなってしまうという不安があるわけですから、投資的支出に関しては多年度、そして別枠管理をしてやっていくという新たな仕組みが必要だと考えています。
会田卓司 の他の発言
2026-03-24 · 参議院予算委員会公聴会
○公述人(会田卓司君) 日本の国際競争力そして経済安全保障を確立するためには、しっかりとした産業政策が必要です。
九ページ目、御覧いただきますと、実は世界銀行も、これまでの新自…
2026-03-24 · 参議院予算委員会公聴会
○公述人(会田卓司君) 本日はありがとうございます。
私からは、日本の財政は健全で戦略投資拡大の余地は大きいという結論でお話をいたします。一般には逆です。日本の財政状況は悪いと…
2026-03-24 · 参議院予算委員会公聴会
○公述人(会田卓司君) 医療費を含めた社会保障費が過度に抑制されてきたのではないかと考えています。
二十二ページ目左側を御覧いただきたいと思います。
二十二ページ目左側に、…
2026-03-24 · 参議院予算委員会公聴会
○公述人(会田卓司君) 企業は投資を抑制してきました。この投資の抑制が日本経済の停滞の原因でした。しかし、これは、企業は合理的な判断として投資を抑制してきたということです。理由は、…
2026-03-24 · 参議院予算委員会公聴会
○公述人(会田卓司君) これまでは、名目GDP、すなわちビジネスのパイが拡大しなかった、政府はその責務を果たさなかったわけです。ビジネスのパイが拡大しないときの企業の競争は、リスト…
2026-03-24 · 参議院予算委員会公聴会
○公述人(会田卓司君) 御質問ありがとうございます。
では、六ページ目、御覧いただきたいんですが、確かに、六ページ目の左上、政府の負債残高二一三%、GDPの二・一倍、非常に大き…
2026-03-24 · 参議院予算委員会公聴会
○公述人(会田卓司君) ありがとうございます。
潮流の変化にあるのは、まずは中国経済が膨張したということです。先進国はこの二十年間、新自由主義的な政策で政府の関与を小さく、民間…
2026-03-24 · 参議院予算委員会公聴会
○公述人(会田卓司君) ありがとうございます。
当然、民間の企業には国内で支出を増やしてもらいたいわけです。とすると、国内で収益が上がらなければ企業は国内で投資をしません。国内…
API / MCP 利用
国立国会図書館 国会会議録 API を構造化
REST: /v1/diet/speeches/search?speaker=会田卓司
MCP: search_diet_speeches(speaker="会田卓司")