○公述人(会田卓司君) まず最初に付け加えますと、消費税が安定財源だと申しましたが、安定財源というのは景気の不安定財源だと。景気の安定と安定財源というのはこれ両立しない概念だということをしっかり考える必要があるというのは付け加えておきます。
もう一つは、当然ながら、企業貯蓄率を下げるような投資を政府がやっていく。これは効率がいいわけです。企業貯蓄率をマイナス五に持っていくにしても、政府の赤字だけで持っていくというのは負担が大きいわけです。やはり企業に投資をしてもらって、企業の貯蓄率の低下と財政収支の赤字の拡大、両方使ってマイナス五に持っていくというのが良いわけです。
そこで、今回、産業政策はやはり大きく転換していると思います。今までの産業政策というと、政府が出ていかないと立ち行かないところに政府は出ていきます。いわゆる弱い産業を強くしようという考え方だったわけです。しかし、弱い産業を強くするということは非常に難しいわけです。ただ、当然ながら、経済安全保障で重要な産業を弱くても強くしなきゃいけないという考え方はあります。
しかし、今、産業政策、日本成長戦略会議で議論していることは、勝ち筋という言葉が入っているわけです。すなわち、強い産業をもっと強くすることによって成長速度を上げていこう、強い産業をもっと強くするわけですから、これ投資の命中精度はより上がっていくわけです。それと経済安保を両立させていこうというのが新しい産業政策で、勝ち筋という言葉の中には強い産業をもっと強くしていこうという言葉が入っているということだと思います。
会田卓司 の他の発言
2026-03-24 · 参議院予算委員会公聴会
○公述人(会田卓司君) 日本の国際競争力そして経済安全保障を確立するためには、しっかりとした産業政策が必要です。
九ページ目、御覧いただきますと、実は世界銀行も、これまでの新自…
2026-03-24 · 参議院予算委員会公聴会
○公述人(会田卓司君) 本日はありがとうございます。
私からは、日本の財政は健全で戦略投資拡大の余地は大きいという結論でお話をいたします。一般には逆です。日本の財政状況は悪いと…
2026-03-24 · 参議院予算委員会公聴会
○公述人(会田卓司君) 医療費を含めた社会保障費が過度に抑制されてきたのではないかと考えています。
二十二ページ目左側を御覧いただきたいと思います。
二十二ページ目左側に、…
2026-03-24 · 参議院予算委員会公聴会
○公述人(会田卓司君) 企業は投資を抑制してきました。この投資の抑制が日本経済の停滞の原因でした。しかし、これは、企業は合理的な判断として投資を抑制してきたということです。理由は、…
2026-03-24 · 参議院予算委員会公聴会
○公述人(会田卓司君) これまでは、名目GDP、すなわちビジネスのパイが拡大しなかった、政府はその責務を果たさなかったわけです。ビジネスのパイが拡大しないときの企業の競争は、リスト…
2026-03-24 · 参議院予算委員会公聴会
○公述人(会田卓司君) 御質問ありがとうございます。
では、六ページ目、御覧いただきたいんですが、確かに、六ページ目の左上、政府の負債残高二一三%、GDPの二・一倍、非常に大き…
2026-03-24 · 参議院予算委員会公聴会
○公述人(会田卓司君) ありがとうございます。
潮流の変化にあるのは、まずは中国経済が膨張したということです。先進国はこの二十年間、新自由主義的な政策で政府の関与を小さく、民間…
2026-03-24 · 参議院予算委員会公聴会
○公述人(会田卓司君) ありがとうございます。
当然、民間の企業には国内で支出を増やしてもらいたいわけです。とすると、国内で収益が上がらなければ企業は国内で投資をしません。国内…
API / MCP 利用
国立国会図書館 国会会議録 API を構造化
REST: /v1/diet/speeches/search?speaker=会田卓司
MCP: search_diet_speeches(speaker="会田卓司")