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中島俊朗 ·日本CCS調査株式会社代表取締役社長

衆議院経済産業委員会(2024-03-27)での発言

第213回国会 ·第第5号号 ·859字
○中島参考人 御回答申し上げます。  まず、私の私見にはなりますけれども、カーボンニュートラル・イコール脱化石資源ではないという認識でございます。これは、化石資源を有効に利用しながら、かつ、そこから発生するCO2の処理を適切に行っていくというのがエネルギーの安定供給や安全保障上も重要なポイントであろうかと思っております。  そうした中で、CCSを推進していくとすれば、先生御指摘のとおり、相当のインフラの構築をしていく必要があるわけですし、仮に、二〇五〇年にカーボンニュートラルがその時点で達成されている状態、そのときには、CCSが一定の貢献をしている、例えば年間一億トンから二・四億トンの貯留が行われている状態が二〇三〇年以降、五〇年にかけて構築をしていったとすれば、その状態というのでカーボンニュートラルな状態になっているわけですから、それを継続していくことはできるのであろうと思います。  そのときの化石資源が天然ガス主体であるか、ほかのものもまだ残っているのかというところはいろいろあるかと思いますけれども、基本的にはそういう認識でありますので、先生の最初の方の御質問にもありましたけれども、化石資源の位置づけというのは、CCSが実際に社会実装されることによって大きく変わってくる可能性があるというふうに認識してございます。  それからもう一点、本庄参考人からもありましたけれども、CCSをDACあるいはバイオといったものと組み合わせることによって、今、俗称DACCSとかBECCSと言われておりますけれども、そういった中で、ネガティブエミッションという効果を生み出すことになります。  ですから、製鉄あるいはセメントといった、なかなか脱炭素化を進めにくい産業でどうしても排出が続いていく部分については、その排出を容認しながらネガティブエミッションと相殺することで全体としてカーボンニュートラルが達成できる、そういう世界観は一つ目指すべきではないかと私自身は考えております。  以上でございます。

中島俊朗 の他の発言

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2024-05-07 · 参議院経済産業委員会
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2024-05-07 · 参議院経済産業委員会
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