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中島俊朗 ·日本CCS調査株式会社代表取締役社長

衆議院経済産業委員会(2024-03-27)での発言

第213回国会 ·第第5号号 ·1,364字
○中島参考人 お答え申し上げます。  まず、カーボンリサイクル、CCUでございますけれども、全体のプロセスを眺めると、まずはキャプチャーの部分、CO2を分離・回収するというプロセスはCCSもCCUも同じでございます。ですから、分離・回収されたCO2を何か別の生産物を生産するために材料として使うのか、それとも地下に埋めてしまって隔離をするのか、この二つに分かれるものになると思っております。  例えば、CCUの在り方はいろいろあると思いますけれども、大量に使えるとすると、やはり合成燃料というのが一つの候補になろうかと思っています。これはCO2と水素をくっつけて合成燃料を製造して使うということですので、キャプチャーまでのコストが同じだとすれば、今度は、合成燃料を作るためのコスト、それから地下に圧入するためのコスト、どっちが安いですかということが一つ出てくるということかと思います。  また、合成燃料については、それを燃料として消費すれば、またそこでCO2が発生してしまいます。一方で、地下に圧入すれば、それは半永久的に閉じ込められるということであります。  カーボンニュートラルというか地球温暖化対策の目的は、大気中のCO2濃度は上げない、あるいは下げていくということなので、そこに対しての効果も評価した上でどうやっていくのかということ、それからもう一つ、エネルギーの安定供給、安全保障という意味で、合成燃料が果たす役割、これらの総合的な勘案の中で、それぞれの役割分担というのがあるのではないかと思っているところでございます。  それから、もう一点、サイトを閉鎖した後のお話でございます。  これも二つステップがあって、貯留サイトで一定の貯留量をずっと貯留し続けて、この器はもうそろそろ入らなくなるということになると圧入を停止するわけです。その後、停止した後しばらくの間は、やはり、地下のCO2がどう移動するのか、あるいは坑井は大丈夫かというようなことも含めて、その状態でのモニタリングの期間というのが一定期間設けられることになると思っています。その上で、地下に完全に安定してCO2が貯留されているということが確認できて、漏出するリスクももうほとんどないよねということになれば、そのサイトを閉鎖するということになると思っています。つまり、圧入した井戸だとか観測井だとかというものを全部埋め立ててしまって、全く元の状態に戻してしまう。  その後も、更にそういう、埋め立ててしまった後も一定期間まだモニタリングをする必要があるかどうか、あるいは、そのときに必要なモニタリングというのはどの程度のものをするかどうかということが、これは今後議論されていくことだと思っていますし、どこかの段階で事業者からJOGMECさんにその管理が委託されるということになりますので、安定的に貯留されているという状態の確認の度合いが進めば進むほど、必要なモニタリングというのはだんだん少なくなっていく。いずれは全くモニタリングが必要ないというタイミングが来るんだろうと思っています。  そういったところを今後、法案成立後の具体的な運用の中で、政省令等で議論されていくものだろうというふうに認識をしてございます。  以上でございます。

中島俊朗 の他の発言

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2024-05-07 · 参議院経済産業委員会
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2024-05-07 · 参議院経済産業委員会
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2024-05-07 · 参議院経済産業委員会
○参考人(中島俊朗君) お答え申し上げます。  やはり現時点で認証制度と、モニタリングに関する認証制度というものはないというふうに認識をしてございます。  今、辻先生からお話が…
2024-05-07 · 参議院経済産業委員会
○参考人(中島俊朗君) お答えいたします。  まず、私も、JCCSが実証するに際しましては、まさにそのCCSというものが何かということを一からといいますか、ゼロから皆さんに理解し…
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2024-05-07 · 参議院経済産業委員会
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