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堀田昌英 ·東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻教授

衆議院国土交通委員会(2024-05-21)での発言

第213回国会 ·第第15号号 ·517字
○堀田参考人 ありがとうございます。  価格がどのように決定されるかというその構造、これを一つ例に取りますと、申し上げましたように、標準労務費のような仕組みがきちんと整備されれば、これは見積りが、下請から元請、元請から発注者というふうに適正に積み上がっていく、それによって価格が決まる。  一方、仮に、そうじゃない、上から決まる市場があればどうなるかというと、発注者が提示した価格を見て、元請企業はそれができるかどうかを決める。それは、発注者から契約した金額が参照点となって、その金額を基にして、これしか原資がないんだからということで一次下請に契約がされて、その一次下請は、この契約金額しか原資がないんだからということで二次下請に流れていく。いわゆる価格が上から決まっていく、そういうサプライチェーン上の構造もあり得るかと思います。  我が国の建設市場がどちらかということは、なかなか判断は難しいことだとは思いますけれども、この上から決まっていく構造、下から決まっていく構造ということについて言えば、今回の法改正は、まさに下から価格が適切に積み上がって決まっていくということの契機になるのではないかなというふうに考える次第です。

堀田昌英 の他の発言

2024-05-21 · 衆議院国土交通委員会
○堀田参考人 建設資材の需給につきましては、これまでも様々なショック要因がありまして、そのたびにいろいろな分析や対策が講じられてきたかというふうに思います。  もとより、建設資材…
2024-05-21 · 衆議院国土交通委員会
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2024-05-21 · 衆議院国土交通委員会
○堀田参考人 ありがとうございます。  自社施工の割合につきましては、我が国の重層下請構造の形成過程と非常に大きな関係があると思っております。  これまでも、いろいろな時代の変…
2024-05-21 · 衆議院国土交通委員会
○堀田参考人 ありがとうございます。  ICTの活用については、先ほど申し上げたことの一部重複になるかもしれませんけれども、例えば、これまで、設計の段階、それから施工の段階、維持…
2024-05-21 · 衆議院国土交通委員会
○堀田参考人 ありがとうございます。  御指摘のとおりでございます。  日本においても、建設技能者のいろいろな就業履歴が蓄積されていくことによって、それぞれの建設技能者がどうい…
2024-05-21 · 衆議院国土交通委員会
○堀田参考人 公共事業における費用便益分析等において今後の人口動態等を十分考慮すべきというのはそのとおりかと思いますが、実際の分析においてそれらが行われていないというふうには必ずし…
2024-05-21 · 衆議院国土交通委員会
○堀田参考人 インボイス制度そのものについて、この場で意見を申し述べる立場にはございませんけれども、一方で、いかなる制度であっても、一人親方の方を始めとして、この建設業で働くことを…
2024-05-21 · 衆議院国土交通委員会
○堀田参考人 ありがとうございます。重要な御指摘だというふうに思います。  先ほども少し申し上げましたけれども、今回の改正の、一つ関係するのは、生産性向上にもこういった改正がつな…

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