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中島俊朗 ·日本CCS調査株式会社代表取締役社長

参議院経済産業委員会(2024-05-07)での発言

第213回国会 ·第第7号号 ·876字
○参考人(中島俊朗君) お答え申し上げます。  今、辻先生おっしゃったこと以外のところで少し申し上げたいと思いますけど、基本的にといいますか、そのCCSに対する批判としては、やはりそれが化石燃料の使用の延命につながるから反対だという声があることは事実として認識をしてございますが、要は、これは全体のそのエネルギーの供給のSプラス3Eをどうやって実現しながら、かつ社会的コストを最小化しながらそのカーボンニュートラルを実現していくかということであると思っておりますので、カーボンニュートラルの達成イコール化石資源の利用をやめることでは必ずしもないと。目的は、大気中のCO2濃度が上がっていくことを抑制する、あるいは下げていくということがポイントなのだと思っております。それと、エネルギーの安定供給ということをどう両立させるか。  その中では、様々な排出削減対策がある中で、全体としては比較、コストの比較の問題になってくると思います。CO2の排出を一トン減らすために、どういう手法を講じていけばどう効率的に減らしていけるかということが問題だと思っておりますので、その中でCCSがコスト的に他の施策と見合うのであれば、それは十分に採用し得る対策になるのではないかというふうに考えております。  再生可能エネルギーに全部委ねることができれば、それは理想的ではあると思っておりますし、再生可能エネルギーの拡大を目指すべきではないと言うつもりも全くなくて、今、CCSの長期ロードマップの中で、その一・二億トンから二・四億トンという目安も、これは現在の排出量十一億トンぐらいの一割ないし二割というレベルですから、裏を返せば、八割から九割は別の対策を講じて減らす必要があるということであります。その中で、一億トンなりという数量をどれだけコストエフェクティブにCCSを使って減らすことができるか、ここをどの排出源に適用するのかというのは、大気中のCO2の濃度というところに着目すれば、余り意味がないのではないかというふうにも感じております。  以上でございます。

中島俊朗 の他の発言

2024-05-07 · 参議院経済産業委員会
○参考人(中島俊朗君) お答え申し上げます。  非常に難しい御質問であると思っております。  基本的に、CCSが成立するためには、CO2のチェーンが全体で結び付く必要があるとい…
2024-05-07 · 参議院経済産業委員会
○参考人(中島俊朗君) お答え申し上げます。  まず、知見を活用していただくことは十分に可能であろうと思います。苫小牧実証で実施したそのモニタリングの中には、地下の温度、圧力の計…
2024-05-07 · 参議院経済産業委員会
○参考人(中島俊朗君) お答えいたします。  まず、規模のところから先に申し上げます。  これは、特定の規模、幾ら以上であればということでは必ずしもないと思いますけれども、基本…
2024-05-07 · 参議院経済産業委員会
○参考人(中島俊朗君) お答えいたします。  辻先生からもお話ありましたけれども、まずは事前にサイトスクリーニングの段階で、危険な地域、大きな断層がある地域であるとか、それから地…
2024-05-07 · 参議院経済産業委員会
○参考人(中島俊朗君) お答え申し上げます。  やはり現時点で認証制度と、モニタリングに関する認証制度というものはないというふうに認識をしてございます。  今、辻先生からお話が…
2024-05-07 · 参議院経済産業委員会
○参考人(中島俊朗君) お答えいたします。  まず、私も、JCCSが実証するに際しましては、まさにそのCCSというものが何かということを一からといいますか、ゼロから皆さんに理解し…
2024-05-07 · 参議院経済産業委員会
○参考人(中島俊朗君) 御回答申し上げます。  まず、パイプラインの事故といいますか、高濃度のCO2を輸送等で取り扱うことのリスクについてでございます。  もちろん、これで漏え…
2024-05-07 · 参議院経済産業委員会
○参考人(中島俊朗君) 御紹介いただきました中島でございます。  本日は、弊社、日本CCS調査が行ってまいりました実証事業の概要を御説明させていただいた後、本法案に関する若干の意…

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