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大谷和子 ·株式会社日本総合研究所執行役員法務部長

参議院総務委員会(2024-05-07)での発言

第213回国会 ·第第11号号 ·767字
○参考人(大谷和子君) ありがとうございます。  非常に重要な社会的課題について御指摘いただいたと思っております。  私も、その地方の自治体の方々が差別に向き合って対策を取られている中で意見交換をする機会などをいただいておりまして、下級審の裁判例ですけれども、個人がそういった部落の出身であるというようなことを示さなくても、住んでいる地域の情報だけを示したものであっても、それはプライバシー侵害になるという裁判例などを、これは先ほど申し上げた協議会の裁判例の判例要旨集というのがありまして、そちらに掲載し、また、プロバイダーの皆様にも周知啓発のための勉強会を開催させていただいたことなどを御紹介して、応援をいただいているところでございます。  今回、外国事業者の方のやはり認識がとても心もとないところがあるという御指摘、当然だと思っておりまして、特に、日本で起きている社会問題の陰で個人の方が特に声を上げづらいという状況もあるかと思います。その趣旨を酌んで、今の司法が現に動いている裁判例、高裁の判決なども出ているところですけれども、それを適切に情報共有をし、特にヘイトクライムなどにつながるような情報については、権利侵害情報とはちょっと違うので、いわゆる透明化規律の方の送信防止措置の対象として取り組んでいただくことができないかということについて繰り返し意見交換をしながら、その削除基準の策定に当たって認識していただけるように意見交換をするとかということも必要になってくると思っておりまして、これは、国にお任せするというよりは、むしろ民間事業者などが協力し合って、表現の自由を損なわない工夫をしつつ周知啓発を進めていくことが望まれるのではないかと考えております。  お答えになっているかどうか分かりませんけれども、以上です。

大谷和子 の他の発言

2024-05-07 · 参議院総務委員会
○参考人(大谷和子君) ありがとうございます。  御指摘のように、著作権侵害であっても、権利侵害ということでプロバイダー責任制限法の適用があるということで、これまでも多数の著作物…
2024-05-07 · 参議院総務委員会
○参考人(大谷和子君) 御質問ありがとうございます。  私としては、この侵害情報の定義というのは、この白表紙のところの六号に書かれているとおりの定義をまず置く必要があると思ってお…
2024-05-07 · 参議院総務委員会
○参考人(大谷和子君) ありがとうございます。  削除指針、現行のものですけれども、削除指針を見る限り、必要な事項は網羅されており、ある程度具体的に書かれているというふうに考えて…
2024-05-07 · 参議院総務委員会
○参考人(大谷和子君) ありがとうございます。  前回の発信者情報開示請求制度の法改正にも非常に強く関与しておりましたので、その制度が現在、その法改正以前の請求に比べて五倍から七…
2024-05-07 · 参議院総務委員会
○参考人(大谷和子君) ありがとうございます。  私も、その能登半島が起きた元旦に、多数のSNSでアップされている情報が、例えば報道などでもそのまま掲載されるというようなことがあ…
2024-05-07 · 参議院総務委員会
○参考人(大谷和子君) ありがとうございます。  一番期待しているのはこの専門員の制度でございますし、パブコメでも関心が寄せられた点であるのは御指摘のとおりだと思います。専門員を…
2024-05-07 · 参議院総務委員会
○参考人(大谷和子君) 御質問ありがとうございます。  この二十五条の二項の三号のやむを得ない理由に該当するものとして想定されているのは、例えば大規模な災害などが発生してこれらの…
2024-05-07 · 参議院総務委員会
○参考人(大谷和子君) 御質問ありがとうございます。  この送信防止措置請求権につきましては、賛成の意見を持っていらっしゃる方もこの関係者の中にはたくさんいらっしゃるということで…

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