○参考人(木村草太君) まず、合意に限定、合意がある場合に限定するというのが一番の対策です。
濫訴については、訴訟や申立ての提起自体が違法であると認定される基準は極めてハードルが高いので、これは濫訴自体が不法行為であるというふうにされることはほとんどないだろうと考えていいと思います。ですので、濫訴の不当訴訟の枠組みで、訴訟の提起自体が不法行為になるというようなことが抑止力になるというのはほぼ現実的な想定ではないというふうに思われますし、また、共同親権になった場合に様々なやり方で口を出すということができるわけです。
例えば、ニューヨーク州で裁判になった事案では、父母が、両方が親権を持っているので、両方が合意しないと旅行が行けない。このために子供のサマーキャンプに行く合意ができなくて、キャンプの機会が失われたケースなどが報告されています。
あるいは、日本でも、非親権者の別居親である父親が、娘に標準服、制服ですね、の着用を義務付けるのは違法だとして中学校を訴えた事案が現行法でもございます。現行法では、親権者ではなかったということでこの訴訟は棄却されているんですけれども、このような訴訟が共同親権ということになれば法的根拠を持って主張され得るということになりますので、濫訴というのは、親権者変更だけではなくて、共同親権になった場合にその親権の行使についても今言ったようなケースが起きるということであります。
そのほか、医療系の学会も、このままでは病院が非常に意思決定が困難になるのではないかという要望書を提出している、法務大臣に提出したという報道もあります。
木村草太 の他の発言
2024-05-07 · 参議院法務委員会
○参考人(木村草太君) どういう場合に非合意において強制すべきかということについて、法律というのは、皆さんが作っておられる法律というのは、いつでも典型的な適用例というのを示せるはず…
2024-05-07 · 参議院法務委員会
○参考人(木村草太君) 親権者変更のためには、先ほどから問題となっておりますように、非常に長くの時間と労力が必要になります。
したがって、トラブルが起きそうなものは事前に除去し…
2024-05-07 · 参議院法務委員会
○参考人(木村草太君) 先ほど指摘しましたように、いつまでも医療や教育に関する決定ができないということになります。
今回の法案は、不思議なことに、どちらかが優先するではなくて、…
2024-05-07 · 参議院法務委員会
○参考人(木村草太君) まず、現在の裁判所では、主たる監護者による別居かどうかということが重視されるとされておりまして、婚姻中から主たる監護者で面倒を見てきたという人が子連れ別居を…
2024-05-07 · 参議院法務委員会
○参考人(木村草太君) これは増えるに決まっているというふうに考えてよろしいかと思います。
先ほど山崎参考人の御意見にもありましたけれども、今、単独親権しか選択肢がないわけです…
2024-05-07 · 参議院法務委員会
○参考人(木村草太君) もちろん非合意強制型がまずいというのはここまで申し上げてきたとおりです。
また、合意型については、是非考えていただきたいのは、これまでは子供の面倒を見る…
2024-05-07 · 参議院法務委員会
○参考人(木村草太君) 大変すばらしい質問をありがとうございます。
付録の一に付けてきたのですけれども、欧米で共同親権が主流かどうかというのは非常に難しい問題です。
まず、…
2024-05-07 · 参議院法務委員会
○参考人(木村草太君) 法務省が全てを公開してくれているわけではございませんので、その御質問については是非、恐らく法制審議会であれば全てを閲覧することができたはずでしょうから、審議…
API / MCP 利用
国立国会図書館 国会会議録 API を構造化
REST: /v1/diet/speeches/search?speaker=木村草太
MCP: search_diet_speeches(speaker="木村草太")