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岡本三成 ·公明党

衆議院予算委員会(2025-02-03)での発言

第217回国会 ·第第3号号 ·1,759字
○岡本(三)委員 ありがとうございます。  クリエーターの賃金、是非上げていただきたいですよね。結局、マネタイズすることがうまくできれば、そこで働いていらっしゃる方々の金銭的な恩恵につながりますので、是非お願いいたします。  ちなみに、今日、インバウンドがここまで大きく拡大をした大きな転換点は、インバウンドの方々が最終の観光の目的地とされているような例えば神社仏閣、ここを管理監督しているのは文化庁だったんですね。けれども、戦略全部を考えていたのは観光庁でした。これは一緒に動かないので有機的に地方への誘客ができなかったときに、文化庁と観光庁がアライアンスを結んだんですね、一緒にやっていきましょうと。あのアライアンスから大きく物事の進め方が変わってきたように思っていますので、先ほど申し上げたように、チーム・ジャパンで是非取り組んでいただきたいというふうに思います。  次に、いよいよ始まりました、賃金アップの流れを確実にする春闘の現状、そして、これからそれを後押しする政治の取組についてお伺いをしたいと思うんですけれども。  春闘の中でも、とりわけ中小企業の皆さんに対して、まず、財政的な支援もしながら賃金を上げていただくような仕組みも予算の中に多く組んでいただいています。一方で、最低賃金の議論も大きく加速させなければいけません。これまで政府を中心に政労使会議を行っていただきまして、爆発的に、そして継続的に賃金が上昇していくような流れはつくっていただいているというふうに思っています。  私、特に今年が大切だなというふうに思っているのは、物価がここまで高い中でも、継続的な賃金の上昇が確実に今後も続くことを働く方々が実感できれば消費性向が高まってくる、非常に大切なその分岐点に差しかかっているのが今年だというふうに思っているんですね。  最低賃金、政府としては、二〇三〇年までに全国平均千五百円台まで上げていただくというような目標を設定いただきました。  私、最低賃金が大切だと思っている理由は、もちろん最低賃金ですから、最も時給の安い方々の生活水準を上げていくことが一義的には目的なんですけれども、最低賃金が上がりますと、中間所得の中でも低所得の方々の賃金が背中を押されまして上がっていきます。だって、最低賃金が上がっているので、月給十五万の人は二十万、二十万の人は二十五万円にならなければ、会社の中の賃金構成が成り立たないんですね。ですから、分厚い中間層を更に分厚くしていくための大切な政策手段として、経済手段の一つが最低賃金、もちろん、その人の生存権を守るための最低賃金でありますけれども、様々な意味合いが出てきたというふうに思っています。  その中で、最低賃金や春闘の賃上げを、今後流れを決める一発目の大きな発表というのが、二月の半ばに予定されています国交省の設計労務単価です。これは公的賃金なんですね。資材は上がっています。ただ、働く方々の賃金が資材に対しても非常に大きな割合で上がっているのに、なかなか労務単価までは上がらないという民間の現実があります。  設計労務単価が上がると何が起こるかというと、国土交通省が国民の命を守るための公共事業だけではなくて、民間の建築等の労務単価も上がっていきます。建設産業で働いていらっしゃる方々の人数は限りがありますから、あるところでしっかりとした賃金を受け取れるのであれば、ほかのところも賃上げしないとやっていけないからなんですね。  これをどの程度、今年の設計労務単価を上げるかというのは非常に重要で、これだけ災害も頻発していますから、私は、国民の命を守ることで大切なことは、そういう予算をつくることだけではなくて、どんなにお金があってもその事業を請けてくださる事業者の方がいなかったら、防災、減災はできないんですね。  ですから、十二年連続で上げていただいておりまして、昨年も五・九%上げていただきましたが、今回の設計労務単価が今後の大きな賃上げの流れを位置づけていく、道づけていくというような、そういう決意の下、今年はどういうふうな見通しを持っていらっしゃるか、そして、その上昇の意気込みを中野国交大臣にお伺いしたいと思います。

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