政策DBトップ
政策DB(SEISAKU DB)
出川桃子 ·自由民主党

参議院憲法審査会(2025-11-26)での発言

第219回国会 ·第第1号号 ·913字
○出川桃子君 参議院自民党の出川桃子です。  鳥取・島根の合区選挙区を戦ってきた参議院議員として、合区問題について申し述べたいと思います。  昨日、いわゆる参院選一票の較差訴訟の高裁判決が出そろい、合憲五、違憲状態十一となりました。司法の判断は真摯に受け止めたいと思います。  しかし、その根拠とされる現行憲法が制定された昭和二十一年、人口最大の東京都の人口は約四百万人、最小の鳥取県は約五十五万人、人口比は七対一でありました。その後、東京圏への人口集中と地方の人口減少が進み、令和二年の国勢調査では人口比は二十五対一にまで拡大をしております。  私自身、東京で生まれ育ち、かつては人口が少ないなら合区もやむなしと思っておりました。しかし、島根で暮らし、地方が人材、食料、エネルギー供給など我が国の安全と成長を根底から支えている現実に触れる中で、強く疑念を感じております。  東西三百五十キロに及ぶ広大な選挙区を回る中で、地方の声が国政に届かない、合区を解消してほしい、このままでは地方が切り捨てられてしまうのではないかという切実な声を幾度となく伺いました。  地方は人口が少ないから課題が少ないのではなく、むしろ課題はより深刻であるにもかかわらず、選挙区では、東京都は六十二市区町村に十二名の参議院議員、一方、鳥取・島根の合区は三十八市町村で二名、地域の声を吸い上げる力には極めて大きな差が生じています。  一票の較差是正を金科玉条とし、人口のみに依拠して投票価値の平等を追求し続ければ、地方の声は届きにくくなり、民主主義と地方自治を崩壊させかねません。地方がこれ以上疲弊すれば、日本全体の活力の源泉は失われてしまいます。  参議院は、憲法制定時には想定し得なかった人口集中と人口減少という新たな現実を直視し、投票価値の平等と地方の声の確保を両立させる、時代に即した議論を進めなければならないと考えております。都市も地方も互いに支え合い、持続可能な日本の発展を描いていく、そのためにも国会の責務として合区問題には終止符を打たなければならないと申し上げ、意見とさせていただきます。  ありがとうございました。

出川桃子 の他の発言

2026-07-14 · 参議院総務委員会
○出川桃子君 井上会長、ありがとうございました。  人々の生きる力となる放送を目指していくという大変心強い言葉を聞かせていただきました。  今、情報空間の参照点、その中身につい…
2026-07-14 · 参議院総務委員会
○出川桃子君 おはようございます。自由民主党・無所属の会、出川桃子でございます。  本日は質疑の機会をいただきまして、誠にありがとうございます。  令和六年度決算は、井上新会長…
2026-07-14 · 参議院総務委員会
○出川桃子君 ありがとうございました。  報道番組出身の会長から、本当に力強い言葉をいただきました。複数の仕組みで検証されているということ、そして、それを支える取材というものが重…
2026-07-14 · 参議院総務委員会
○出川桃子君 ありがとうございました。  これまで公共放送の在り方について幾つか伺ってまいりましたが、それを支える受信料制度について伺いたいと思います。  その公共放送の役割を…
2026-07-14 · 参議院総務委員会
○出川桃子君 ありがとうございました。  公共放送、この安定的な放送に期待をするからこそ、今回の制度改正というものは、単なる制度改正に終わるのではなくて、受信料制度に対する国民の…
2026-03-26 · 参議院総務委員会
○出川桃子君 ありがとうございました。  本日は、日本全体の活力は地方から、そうした思いの下、るる質問を重ねさせていただきました。  これまで、地方と都市の共生を目指し、地方交…
2026-03-26 · 参議院総務委員会
○出川桃子君 力強い御答弁をいただきまして、誠にありがとうございます。地方財源の一層の充実を安定的に図っていただきますよう、改めてお願いを引き続きよろしくお願いいたします。  さ…
2026-03-26 · 参議院総務委員会
○出川桃子君 ありがとうございます。  高市総理が成長のスイッチを押して押して押しまくるとおっしゃっておりますので、総務省としても、引き続き地方の取組の支援、よろしくお願いいたし…

API / MCP 利用

国立国会図書館 国会会議録 API を構造化

REST: /v1/diet/speeches/search?speaker=出川桃子
MCP: search_diet_speeches(speaker="出川桃子")