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大橋弘 ·東京大学副学長・大学院経済学研究科教授

参議院経済産業委員会(2026-07-14)での発言

第221回国会 ·第第13号号 ·827字
○参考人(大橋弘君) ありがとうございます。  分かりやすくなるか分からないんですけれど、そもそも電力システム改革を議論している、始めたときは、電源としては確かにその原子力で全体のその発電量の三割方落ちたという意味でいうと、十分な電源があったかと言われると、恐らくそれほど十分な電源があった状況ではなかったですが、ただ、その安定供給のマインドって観点でいうと、電力事業者は非常にしっかり安定供給のマインドを震災前お持ちでしたし、あと、震災後も、様々、夏、あるいは後ほど、冬もそうですが、何か需給逼迫があると、必ずもう、これも火力発電の現場の方々の相当の御尽力だと思いますが、結局、停電が起きていないんですよね。当然、胆振東部とかそういうところでのその震災による停電はありますけれども、そうした災害による停電というのはなくずうっと続いたわけです。  そういう意味でいうと、そこの安定供給のマインドがしっかりしている以上、そこについての投資というのもしっかりやるだろうという、何となく、甘えと言ったら恐縮ですが、信頼している部分というのが相当あったんじゃないかというふうに思います。  そういう意味でいうと、そこの投資の部分よりは、その投資の手前のどうアロケートするかという、配分するかという話に相当議論が集中したと。そこの部分が、ある意味、新しい電力事業者が入ったときに、大手だけではなくて新電力もちゃんと食べていけるんだという姿をつくるためにもその議論が重要だったというところが多分あって、そうした中、気付いてみたら、その安定供給というものに関して、今日の議論でもそうですが、それほど盤石なのかというふうなことに関する懸念が出てきたということなので、その上乗せで、やはりその対応策というのは、ある意味、ポスト電力システム改革としての改革として今後考えていかなきゃいけないということの、我々スターティングポイントに立っているというふうな認識でいます。

大橋弘 の他の発言

2026-07-14 · 参議院経済産業委員会
○参考人(大橋弘君) ありがとうございます。  工学的なことはちょっと私も余りよく分からないところですが、他方で、ある意味、そういう意味でいうと、水素に変えることのエネルギー効率…
2026-07-14 · 参議院経済産業委員会
○参考人(大橋弘君) ありがとうございます。  技術者、技能者不足というのは多くの業界で直面しておりますが、ただ電力業界でも相当深刻だというふうに認識をしています。  二点ある…
2026-07-14 · 参議院経済産業委員会
○参考人(大橋弘君) ありがとうございます。  私はやっぱりバランスだと思っていまして、今、やはりその安定供給上いろんな懸念の声がある中において、やはり注力すべきは安定供給だと思…
2026-07-14 · 参議院経済産業委員会
○参考人(大橋弘君) ありがとうございます。  まず、市場自体はメリットが存在すると思います。ある意味、垂直統合で電気を流すと、結局その電気に関われる事業者の数というのは相当制限…
2026-07-14 · 参議院経済産業委員会
○参考人(大橋弘君) ありがとうございます。  まさに本質的な御質問で、一言で御回答することはなかなか難しいところでございますが、私自身、よく言われますけれど、あと今日も要望であ…
2026-07-14 · 参議院経済産業委員会
○参考人(大橋弘君) ありがとうございます。  現実問題としては、本日もFITのお話ありましたけれど、賦課金の比率って、額というのはどんどん上がっていますので、そういう意味でいう…
2026-07-14 · 参議院経済産業委員会
○参考人(大橋弘君) ありがとうございます。  私は、中長期市場という市場は、ここにもちょっと書かせていただいたんですけれど、それはメインの市場ではないと。要するに、メインの取引…
2026-07-14 · 参議院経済産業委員会
○参考人(大橋弘君) いいですか。  他方で、これってまだ過渡期でございまして、その再エネもだんだん比率が上がってくれば、実際に太陽光発電も相当程度価格が落ちているという現実があ…

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