○公述人(会田卓司君) ありがとうございます。
潮流の変化にあるのは、まずは中国経済が膨張したということです。先進国はこの二十年間、新自由主義的な政策で政府の関与を小さく、民間に任せようとしてきたわけです。しかし、民間は、どうしても視線が短期になりますから、中長期的な視野での投資が不足した、そして、短期的な収益にとっては賃金はマイナスになってしまうので、賃金も十分に拡大しなかった。投資や賃金が不足をすることによって政治も、よく言われるポピュリズム化したと言われています。
しかし、この二十年間、中国は、官民連携の成長投資をぐんとやってきて膨らんでしまい、そして先進国とのバランスが崩れてしまったわけです。そこで今、先進国は、一気にこの経済産業政策の新機軸に軸を移して、官民連携の成長投資の拡大、その大競争の時代に突入している、すなわちバランスを戻そうとしているわけです。
今、先進各国、米国もヨーロッパも、財政赤字が減らないと言われています。この解釈は、よく政治がポピュリズム化して国民にお金をばらまいているから赤字が減らないんだと言われています。これ、間違いです。政府が成長投資として支出をぐんと増やしているから赤字が減らないということです。
一方、二〇二六年度の日本の政府予算ではプライマリーバランスが黒字化してしまいました。これ、黒字化を喜んではいけないということです。日本は、政府、成長投資が足らないということの裏返しであるということです。しっかり官民連携の投資を拡大して、中国とのバランスをしっかり保っていくということが必要になってきていると考えます。
会田卓司 の他の発言
2026-03-24 · 参議院予算委員会公聴会
○公述人(会田卓司君) ありがとうございます。
ネットの資金需要をマイナス五%にどれぐらいのスピードで持っていくのかによって、短期的な名目成長率が当然三パーを超えるということも…
2026-03-24 · 参議院予算委員会公聴会
○公述人(会田卓司君) 五ページ目の右側で、設備投資のサイクルが初めて一八%を抜けるところまで来たということです。
投資というのは将来の成長期待や収益期待が上がるからこそするも…
2026-03-24 · 参議院予算委員会公聴会
○公述人(会田卓司君) まず最初に付け加えますと、消費税が安定財源だと申しましたが、安定財源というのは景気の不安定財源だと。景気の安定と安定財源というのはこれ両立しない概念だという…
2026-03-24 · 参議院予算委員会公聴会
○公述人(会田卓司君) ありがとうございます。
先ほど申したとおり、内需を拡大する必要があるわけです。内需を拡大するためには、家計に安心感、国民に安心感を与えなければいけない。…
2026-03-24 · 参議院予算委員会公聴会
○公述人(会田卓司君) 御質問ありがとうございます。
では、六ページ目、御覧いただきたいんですが、確かに、六ページ目の左上、政府の負債残高二一三%、GDPの二・一倍、非常に大き…
2026-03-24 · 参議院予算委員会公聴会
○公述人(会田卓司君) 医療費を含めた社会保障費が過度に抑制されてきたのではないかと考えています。
二十二ページ目左側を御覧いただきたいと思います。
二十二ページ目左側に、…
2026-03-24 · 参議院予算委員会公聴会
○公述人(会田卓司君) 事後的にネットの資金需要がゼロ%に戻るということは分かっているわけです。ということは、事後的にGDP比五%の支出が足らないということは分かっているということ…
2026-03-24 · 参議院予算委員会公聴会
○公述人(会田卓司君) ネットの資金需要、五ページ目左側、御覧いただきますと、この灰色が企業の貯蓄率と黒の財政収支を足したネットの資金需要ということになります。ネットの資金需要とい…
API / MCP 利用
国立国会図書館 国会会議録 API を構造化
REST: /v1/diet/speeches/search?speaker=会田卓司
MCP: search_diet_speeches(speaker="会田卓司")