○公述人(宮家邦彦君) 今のお話を伺っていて、私は、イラク戦争の後、占領組織でCPAというのができましてそこに出向していたので何となく分かるんですが、イランがこのままどのような形になるか知らないけど、停戦が仮に実現したとして、現政権が残ったとしても、恐らくいろんなオプションがというか、可能性があると思いますね。非常に強い政府が残るか。いや、残らぬでしょう。じゃ分裂するか。いや、しないかもしれない。
しかしながら、そこで十分外国の援助団体なり外国の援助組織が入ってきて、そして安全に国づくりができるのかということを考えますと、私がイラクにいてグリーンゾーンの中にいたときも外でドンパチやっていましたし、ロケット弾どんどん飛んできましたから、それでもやったんですね。それはなぜやったかというと、CPAという組織があったからです。
だけれども、もしイランで、これ頭の体操でしかありませんが、この後何か混乱が起きたときに、中央政府が十分機能しない、そしてそれに対して、じゃ、支援をする相手若しくは受皿、そういうものがあるのか。そうすると、どの程度の権限が我々にもらえるのか、若しくは特権・免除があるのか。安全のことを考えますと、非常に私は難しいだろうなと思います。やる気はあっても、やれないというのがポイントじゃないかと思います。
ついでに言いますと、私が実は一番恐れているのはそれでして、仮に停戦ができたとしても、ある程度中央政府が弱体化した場合に、テヘランはいいかもしれませんけれども、地方に行ったときにどのくらい力の真空ができているかということを考えますと、場所とタイミングをよく考えてでないと、各国とも、日本も含めてですけれども、援助はしたいけれども、具体的な案を作りにくいという状況が生まれる可能性は十分あると思っています。
宮家邦彦 の他の発言
2026-03-24 · 参議院予算委員会公聴会
○公述人(宮家邦彦君) 御指摘のとおりだと思います。
トランプさんが民主主義を言わなくなって久しいんですけれども、私はトランプさんの現象が全てアメリカをこれからずっと形作ってい…
2026-03-24 · 参議院予算委員会公聴会
○公述人(宮家邦彦君) 本日は、参議院予算委員会の公聴会、公述人としてお招きいただき、誠にありがとうございました。
本来であれば、イラン情勢ですとかいろいろ関心の多いものがある…
2026-03-24 · 参議院予算委員会公聴会
○公述人(宮家邦彦君) おっしゃるとおりだと思います。
トランプさんの現象というのは、これ永久に続くものではありません。トランプさんが出てきたのは、トランプさんが偉いからもある…
2026-03-24 · 参議院予算委員会公聴会
○公述人(宮家邦彦君) 恐ろしい御質問をされる方だなと。
研究者として正直に客観的に申し上げようと思いますが、先ほど申し上げたとおり、アメリカは中国が一番、今後のアメリカの存在…
2026-03-24 · 参議院予算委員会公聴会
○公述人(宮家邦彦君) ありがとうございます。
今でも、中国をどのように見るかについて、トランプ政権はもちろんのこと、米国内でもいろいろな意見があることは事実です。そして、それ…
2026-03-24 · 参議院予算委員会公聴会
○公述人(宮家邦彦君) よく読んでくださって、ありがとうございます。
中国のシーレーンといいますか、エネルギーのルートというのは実は日本と全く同じなんですね。そして、湾岸地域に…
2026-03-24 · 参議院予算委員会公聴会
○公述人(宮家邦彦君) 対中政策の基本は、順番はともかくとして、抑止と対話であります。昔は対話と抑止と言ったかもしれませんが、最近は抑止と対話というふうに言っております。なぜかとい…
2026-03-24 · 参議院予算委員会公聴会
○公述人(宮家邦彦君) レアアースの問題は、コストです。コストが高いために我々は中国に依存せざるを得ないわけで、そして我々が何か努力をすれば、彼らは安値攻勢でその独占的な地位を維持…
API / MCP 利用
国立国会図書館 国会会議録 API を構造化
REST: /v1/diet/speeches/search?speaker=宮家邦彦
MCP: search_diet_speeches(speaker="宮家邦彦")