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山口慎太郎 ·東京大学大学院経済学研究科教授

衆議院厚生労働委員会(2024-04-23)での発言

第213回国会 ·第第15号号 ·646字
○山口参考人 ありがとうございます。  男性の育児参加というのは、非常に、少子化対策としても重要だというふうに認識しております。特に日本においては、男女の間で家事、育児時間の差というのが非常に大きくなっています。  今回、男性の育休の取得状況についての公表義務があるんですが、実際の日数となると実態としてはかなり寂しい状況になっているということが指摘されています。特に、取得状況だけの数字を見かけ上をよくしようとして、一日でも二日でも取ったら取得したとして報告できるため、期間として短くなっています。したがって、取得期間についての公表義務づけというのも一つのよい方向性ではないかというふうに思っています。  また、男性の育休取得を進める上で諸外国で有効だった取組の一つとしては、育休の給付金の引上げというのもございます。これについても、日本で短期間でよいから更に充実させるというのも可能性としてはあるのではないかというふうに思っております。  そして、日本特有の状況として踏まえておきたいのが、周囲に気兼ねしてしまうというものですね。これについては、民間事業者の中で、周囲の同僚に対して、支援してくれたことに対して手当を支払うという取組が起こっていて、それによって周りも納得するし、本人も気兼ねしないで取れるようになったということが報告されていますので、こういった施策について財政的なバックアップを行政の方から行っていくことも有効ではないかというふうに考えております。  以上です。

山口慎太郎 の他の発言

2024-04-23 · 衆議院厚生労働委員会
○山口参考人 ありがとうございます。  短時間勤務、育休など様々な施策について、対象となる子供の年齢を引き上げていくこと自体は、より子育てに対して時間をかける余裕があるという意味…
2024-04-23 · 衆議院厚生労働委員会
○山口参考人 おはようございます。東京大学大学院経済学研究科の山口慎太郎と申します。  本日は、家族政策、労働政策の実証研究を行う経済学者の立場から、本改正案について意見を述べさ…
2024-04-23 · 衆議院厚生労働委員会
○山口参考人 ありがとうございます。  もちろん、中小企業においては、人数が少ないこともあり、育休で欠員が出てしまうと仕事を進めることが難しくなってしまうという問題があるわけです…
2024-04-23 · 衆議院厚生労働委員会
○山口参考人 御質問ありがとうございます。  夫婦仲に対する影響なんですが、男性の育休取得で見ると、夫婦仲にとってはプラスであったという報告が研究の中ではされております。  一…
2024-04-23 · 衆議院厚生労働委員会
○山口参考人 介護を行う家族に対して給付を行う点について意見を申し上げます。  介護は、多くの方が考えているよりも過酷な仕事になってしまうということが専門家から指摘されています。…
2024-04-23 · 衆議院厚生労働委員会
○山口参考人 ありがとうございます。  現金給付についてですが、これはいろいろな国で導入されていまして、それに対する出生率への影響というのも評価されていますが、それほど大きくはな…
2024-04-23 · 衆議院厚生労働委員会
○山口参考人 御質問ありがとうございます。  もちろん、意識下にあるアンコンシャスバイアスを直接動かすような施策というのは少し考えにくいと思うのですが、それ以前の問題として、まだ…
2024-04-23 · 衆議院厚生労働委員会
○山口参考人 どうもありがとうございます。  マミートラックについては、過去に幾つかの企業の事例を研究したところ、やはり、短時間勤務を拡大したところ、女性だけが取るようになって、…

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