○鈴木公述人 ありがとうございます。
大きな話なんですけれども、現状で、社会保険というのは社会保険料で賄うというのが基本ではありますけれども、実際には、保険料だけでは、保険料が伸びない中でどんどん給付は伸びていますので、非常に大きな穴が空いているわけですね。大体、年間五十兆ぐらい穴が空いていて、それを税とか借金で埋めているわけですけれども、このぱかっと、第二のワニの口という言い方もありますけれども、第二のワニの口を閉じようとする努力をするしかないと思うんですね。
二つぐらい本当は理論的には方法があって、一つは、若者が高齢者の負担をするといういわゆる賦課方式というものを、高齢者が若いうちから積み立てていて、自分が高齢者になるのは分かっているわけですから、そのための準備をしていくというやり方が一つ。でも、これは非常に難しいですね。政治的にハードルが高いので、もう一つのやり方としては、給付をスリム化していくという方法があろうかと思って、もうそれしかないのかなと。まあ、負担を高めるという方法があるんですけれども、負担を高める方も非常に批判が多いので、給付をスリム化するという方法しか多分ないんじゃないかと私は思っています。
それは具体的に何なんですかということなんですが、自己負担率を高めるとか、介護の軽要介護のところを外していくとか、要するに、保険給付を外していくということで、給付率の範囲を狭めていくということですね。
ただ、これは非常に批判が多いんですけれども、ただ、その外していって残り自分でやらなきゃいけない部分についても、例えば民間の保険を入れる、これは諸外国ではもうやっていることなんですけれども、民間の保険を買ってそれで補う、それに対する優遇税制を入れるとか、自助努力にすること、例えば年金の場合だと、個人年金とか企業年金とか、自分で年金をつくるという手があるわけですけれども、それに対する優遇税制を入れていくとかそういう形で、保険給付をスリム化するんだけれども、だけれども、野放しじゃなくて、そっちの方も自助努力とか共助の努力を支援する政策を打ちますよというようなことをするのが多分現実的なんじゃないかなというふうに考えます。
鈴木亘 の他の発言
2024-02-29 · 衆議院予算委員会公聴会
○鈴木公述人 どうもありがとうございます。
諸説あって、なかなか、一遍上がったものがなぜ下がってきたのかと言うのは難しいところがあるんですが、一つ言えるのは、団塊ジュニア世代が…
2024-02-29 · 衆議院予算委員会公聴会
○鈴木公述人 学習院大学の鈴木でございます。
今日は、お招きいただきまして、大変ありがとうございます。
今日は、令和六年度の予算案に関しまして、私の専門である社会保障、特に…
2024-02-29 · 衆議院予算委員会公聴会
○鈴木公述人 大変重要な御指摘をありがとうございます。
私も、先ほど申し上げたとおりなんですけれども、やはり、少子化対策という意味では、いろいろ試行錯誤しないとなかなか何が効果…
2024-02-29 · 衆議院予算委員会公聴会
○鈴木公述人 ありがとうございます。
まず、佐藤公述人もおっしゃったとおりでございますけれども、生活の安定ということですよね。生活の安定というのは、給付金を増やすとか、補助金を…
2024-02-29 · 衆議院予算委員会公聴会
○鈴木公述人 まさにそのとおりなんですけれども、それに加えて申し上げたいのは、今の日本的雇用慣行というものが若者に非常に重圧をかけている。つまり、若者が生産性以下の賃金で、後でそれ…
2024-02-29 · 衆議院予算委員会公聴会
○鈴木公述人 大変重要な課題だと思います。
直接のお答えとしては、もちろん、保険料率が上がりますので、これは賃上げの効果をふいにするという声もありますけれども、負担増にほかなり…
2024-02-29 · 衆議院予算委員会公聴会
○鈴木公述人 ありがとうございます。
まず、前提として申し上げなきゃいけないのは、我が国の生活保護制度というのは、半分医療扶助というような、世界的に見て非常に特殊な制度を取って…
2024-02-29 · 衆議院予算委員会公聴会
○鈴木公述人 政策評価をきちんとやるということだと思いますね。
つまり、何が効果があって効果がないのかはっきりするように、初めから評価するとしていろいろ調査を仕込まなきゃいけま…
API / MCP 利用
国立国会図書館 国会会議録 API を構造化
REST: /v1/diet/speeches/search?speaker=鈴木亘
MCP: search_diet_speeches(speaker="鈴木亘")