○参考人(木村草太君) どういう場合に非合意において強制すべきかということについて、法律というのは、皆さんが作っておられる法律というのは、いつでも典型的な適用例というのを示せるはずです。窃盗とはどういう例ですかと言われれば、これが窃盗ですというふうに示せるわけです。今回の審議を見ていると、どういう場合に非合意でも強制しなきゃいけないかということについての具体的な指摘が非常に乏しいわけです。
例えば、先ほど沖野参考人からありました、命令されると共同親権をやってもいいかなと思う人たちがいるのではないかと。この想定は非常に非現実的でありまして、何というか、本心ではやりたいんだけれども命令してくれないとできないみたいな、私がツンデレケースと呼んでいるケースですが、このようなケースのために法律を作るというのは、これはおかしい。やはり合意が積極的にある場合に限るべきです。
また、同居親の監護が不十分であるケースというのが指摘されましたけれども、共同親権というのは、医療や教育についての決定を別居親にわざわざ同意を取らないと決定ができない状態ということになるので、監護のための時間あるいは監護のための労力というものを奪っていくわけですね。そういうようなことを監護不十分なケースでやれば、更に監護の状態が不十分になるということが想定されます。
もしも監護の状況が不十分ということであれば、それはシングル家庭の方に対して、そうですね、資金援助であるとかヘルパーさんを派遣するとか、そうした形で改善すべきであって、別居親の同意がないと教育やあるいは病院についての決定ができなくなる状態にすることが監護不十分ケースの援助になりますという発想は、ちょっと驚きを禁じ得ないところがございます。
木村草太 の他の発言
2024-05-07 · 参議院法務委員会
○参考人(木村草太君) これは増えるに決まっているというふうに考えてよろしいかと思います。
先ほど山崎参考人の御意見にもありましたけれども、今、単独親権しか選択肢がないわけです…
2024-05-07 · 参議院法務委員会
○参考人(木村草太君) 私の専攻は憲法学です。私は、子供の権利と家庭内アビューズの被害者の権利の観点から共同親権の問題を研究しています。
現在審議中の民法改正案には非合意強制型…
2024-05-07 · 参議院法務委員会
○参考人(木村草太君) DVを見抜くかどうかということは、仮に見抜ける能力ができたとしても問題であるというのが私の立場ですということですけれども。
どうでしょうね、認定ができな…
2024-05-07 · 参議院法務委員会
○参考人(木村草太君) 法務省が全てを公開してくれているわけではございませんので、その御質問については是非、恐らく法制審議会であれば全てを閲覧することができたはずでしょうから、審議…
2024-05-07 · 参議院法務委員会
○参考人(木村草太君) それは法務省に聞いていただきたいところでありますけれども、混乱を甘く見ているということかと思います。
やはり、加害性の強い方というのは親権を幾らでも濫用…
2024-05-07 · 参議院法務委員会
○参考人(木村草太君) 先ほど指摘しましたように、いつまでも医療や教育に関する決定ができないということになります。
今回の法案は、不思議なことに、どちらかが優先するではなくて、…
2024-05-07 · 参議院法務委員会
○参考人(木村草太君) 親権者変更のためには、先ほどから問題となっておりますように、非常に長くの時間と労力が必要になります。
したがって、トラブルが起きそうなものは事前に除去し…
2024-05-07 · 参議院法務委員会
○参考人(木村草太君) もちろん非合意強制型がまずいというのはここまで申し上げてきたとおりです。
また、合意型については、是非考えていただきたいのは、これまでは子供の面倒を見る…
API / MCP 利用
国立国会図書館 国会会議録 API を構造化
REST: /v1/diet/speeches/search?speaker=木村草太
MCP: search_diet_speeches(speaker="木村草太")