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木村草太 ·東京都立大学教授

参議院法務委員会(2024-05-07)での発言

第213回国会 ·第第9号号 ·550字
○参考人(木村草太君) まず、合意がある場合に限定して本当にいけないのかどうかということを是非真剣に検討していただきたいと思います。また、どうしても非合意強制型が必要だというのであれば、非合意でも強制すべき場合の要件について明確に規定をしていただきたいと思います。  DV、虐待のおそれがある場合は除外するのはそれはもう当然のことでして、何ら要件を設定したことにはなりませんし、また、DV認定についても、おそれというのは、先ほど指摘したように、おそれがある場合を除外するという形ですと、過去にDVがあっても共同親権になり得るわけです。  アメリカの文献でもいろんなことが紹介されておりまして、例えばノースダコタ州最高裁は、重傷をもたらさなかった訴訟、重傷のなかったようなDVは、しかも、それは三年以上前であるから余りにも遠過ぎるとか、あるいは顔面を殴ったという過去があったとしても、それはもう随分前のことであるからということで共同親権にするというようなケースがアメリカの裁判例で報告をされております。  そうすると、やっぱりおそれがある場合を除外するというのは余りにも狭過ぎて、過去にDVがあった場合ですら除外できない、今そういう危険な条文を扱っているという自覚を持っていただきたいと思います。

木村草太 の他の発言

2024-05-07 · 参議院法務委員会
○参考人(木村草太君) これは増えるに決まっているというふうに考えてよろしいかと思います。  先ほど山崎参考人の御意見にもありましたけれども、今、単独親権しか選択肢がないわけです…
2024-05-07 · 参議院法務委員会
○参考人(木村草太君) 私の専攻は憲法学です。私は、子供の権利と家庭内アビューズの被害者の権利の観点から共同親権の問題を研究しています。  現在審議中の民法改正案には非合意強制型…
2024-05-07 · 参議院法務委員会
○参考人(木村草太君) DVを見抜くかどうかということは、仮に見抜ける能力ができたとしても問題であるというのが私の立場ですということですけれども。  どうでしょうね、認定ができな…
2024-05-07 · 参議院法務委員会
○参考人(木村草太君) 法務省が全てを公開してくれているわけではございませんので、その御質問については是非、恐らく法制審議会であれば全てを閲覧することができたはずでしょうから、審議…
2024-05-07 · 参議院法務委員会
○参考人(木村草太君) それは法務省に聞いていただきたいところでありますけれども、混乱を甘く見ているということかと思います。  やはり、加害性の強い方というのは親権を幾らでも濫用…
2024-05-07 · 参議院法務委員会
○参考人(木村草太君) 先ほど指摘しましたように、いつまでも医療や教育に関する決定ができないということになります。  今回の法案は、不思議なことに、どちらかが優先するではなくて、…
2024-05-07 · 参議院法務委員会
○参考人(木村草太君) 親権者変更のためには、先ほどから問題となっておりますように、非常に長くの時間と労力が必要になります。  したがって、トラブルが起きそうなものは事前に除去し…
2024-05-07 · 参議院法務委員会
○参考人(木村草太君) もちろん非合意強制型がまずいというのはここまで申し上げてきたとおりです。  また、合意型については、是非考えていただきたいのは、これまでは子供の面倒を見る…

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