○参考人(松井芳郎君) ガザの危機に対する日本政府の対応についての御質問というふうに理解いたしましたが、これ二つの側面が恐らくあると思います。
つまり、人道法の違反ということについてはもう相当程度各種の報道で明らかになっておりまして、もちろんこれはハマスの方も含めてでありますが、したがって、そういう人道法の違反に対して、これをやめるべきだという批判、非難、あるいは要求をするということは是非やっていただきたいことだというふうに思います。
それからもう一つ、ジェノサイドの危機というのも、確かに、現状、報道などを見ておりますとそのような危惧が生じるのは当然というふうに感じますし、ジェノサイドについてはジェノサイド条約で全ての国がこれを防止するために協力する義務を負っておりますので、ジェノサイドの状況が進行しつつあるということが客観的に理解できれば、日本政府もまたこれをやめさせるために様々な努力をする義務があるというふうに言うことができます。
ただ、ジェノサイドは民族集団を絶滅させるという意図を持って行った行為という大変厳しい定義がありまして、これは少なくとも当事者がそのように自認しない限りはなかなか証明が困難でありますが、ただ、既にICCで幾つかジェノサイドの例についての判断がありまして、私詳しくは勉強できておりませんけれども、周辺の事情からジェノサイドの意図があるということを推測するというような立場もあるようでありまして、もしもそのジェノサイドの意図が立証できるというふうなことになれば、日本も当然これをやめさせるためにいろいろな努力をする義務があるということになろうかと思います。
差し当たりの印象、以上のようなとおりです。
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API / MCP 利用
国立国会図書館 国会会議録 API を構造化
REST: /v1/diet/speeches/search?speaker=松井芳郎
MCP: search_diet_speeches(speaker="松井芳郎")