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松井芳郎 ·名古屋大学名誉教授

参議院外交・安全保障に関する調査会(2024-02-14)での発言

第213回国会 ·第第2号号 ·710字
○参考人(松井芳郎君) 大変難しい御質問をいただきまして、要するに、レジュメにも書きましたけれども、ICJもICCも判決が出れば法的拘束力があるということが前提になっておりますけれども、強制執行の手続はございませんので、それが実施されなくても何のおとがめもないというふうな印象を受けますが、必ずしもそうでもなかろう。確かに、強制執行の手段がないのは確かなんですけれども、例えばICJの暫定措置命令ですけれども、これはやはり、ガザについて何とかしなければならない、ジェノサイドが起きるようなことを防止しなければならない義務があるということが国際世論に広がる役割は明らかに果たしていると思います。  それから、プーチンさんについては、これは和平交渉を難しくするという側面もあるかと思うんですけれども、ただ、正義という観点から見れば、あれだけの人道法違反の行為を、主として児童の移送が問題になっておりますけど、やっているわけですから、これを起訴するというのはもちろん一理あるわけですが、御存じのようにこれも執行力はない。ロシアは締約国ではありませんし、執行力はありませんが、ただ、これ時々報道されますけれども、プーチンさんは外国に出られなくなっていますよね。ICCの締約国に行けば、その国が、まあもちろんいろんな政治的配慮をするでしょうけれども、法的に言えばプーチンさんを逮捕してICCに引き渡す義務が出てまいりますので、外国旅行が非常にしにくくなっているというのは少なくとも心理的には多少の圧力になっているかなという印象はございます。  したがって、執行力がないから全く意味がないとは言えないだろうというふうに思います。

松井芳郎 の他の発言

2024-02-14 · 参議院外交・安全保障に関する調査会
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2024-02-14 · 参議院外交・安全保障に関する調査会
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2024-02-14 · 参議院外交・安全保障に関する調査会
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2024-02-14 · 参議院外交・安全保障に関する調査会
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2024-02-14 · 参議院外交・安全保障に関する調査会
○参考人(松井芳郎君) 多分おっしゃることと私の考え、同じようなことだと思うんですけれども、今触れられた、安保理で拒否権の発動があったときにその理由を総会で説明しろという決議は、非…
2024-02-14 · 参議院外交・安全保障に関する調査会
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2024-02-14 · 参議院外交・安全保障に関する調査会
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2024-02-14 · 参議院外交・安全保障に関する調査会
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