政策DBトップ
政策DB(SEISAKU DB)
山口慎太郎 ·東京大学大学院経済学研究科教授

参議院国民生活・経済及び地方に関する調査会(2024-02-21)での発言

第213回国会 ·第第3号号 ·640字
○参考人(山口慎太郎君) ありがとうございます。  まず、最初の御質問で、海外では今取得率非常に高いけれど最初からこうだったのかという点なんですが、全くそんなことはなくて、例えばノルウェーなんかは、ここにはないんですが、八割、九割なんですけれど、当初は三%ぐらいという時期がかなり長く続きました。そういった状況を変えるために大幅な育休改革を行って、父親だけが取れる期間というのを世界で初めて導入した。パパクオータという形で知られているんですが、かつ給付金も一〇〇%だったので、会社に行っても家で子育てしていても同じだったと、手に入ってくる所得は変わりがないということになったので大幅に増えた。  大幅に増えたんだといっても、最初は五〇%ぐらいまでしか行かなかったんですね。そこから先、少しずつ上がっていったんですけど、そのときのプロセスとして、やっぱり周りの人が取ったから自分も取ろうというので、十年ぐらいやっぱり掛かっていったと。取らなかった理由というのも、周りの目が気になるとか、もう本当に日本と変わらない状況だったので、彼らの経験というのは大いに参考になると思います。  二つ目、デンマーク、二週間ということがグラフにはあるんですが、これは男性だけに割り当てられた育休期間ですので、夫婦のどちらかが使っていいというのも更にこれに上乗せしてございます。したがって、デンマークでは、二週間は最低取って、男性はもっと平均では一か月以上取っているというふうに認識しております。

山口慎太郎 の他の発言

2024-04-23 · 衆議院厚生労働委員会
○山口参考人 おはようございます。東京大学大学院経済学研究科の山口慎太郎と申します。  本日は、家族政策、労働政策の実証研究を行う経済学者の立場から、本改正案について意見を述べさ…
2024-04-23 · 衆議院厚生労働委員会
○山口参考人 ありがとうございます。  男性の育児参加というのは、非常に、少子化対策としても重要だというふうに認識しております。特に日本においては、男女の間で家事、育児時間の差と…
2024-04-23 · 衆議院厚生労働委員会
○山口参考人 御質問ありがとうございます。  もちろん、意識下にあるアンコンシャスバイアスを直接動かすような施策というのは少し考えにくいと思うのですが、それ以前の問題として、まだ…
2024-04-23 · 衆議院厚生労働委員会
○山口参考人 御質問ありがとうございます。  夫婦仲に対する影響なんですが、男性の育休取得で見ると、夫婦仲にとってはプラスであったという報告が研究の中ではされております。  一…
2024-04-23 · 衆議院厚生労働委員会
○山口参考人 ありがとうございます。  テレワークについては、やはり仕事の内容によって大きく実行可能性が変わってくるので、一律の取組というのはまだまだ難しいのかなというふうに思っ…
2024-04-23 · 衆議院厚生労働委員会
○山口参考人 どうもありがとうございます。  マミートラックについては、過去に幾つかの企業の事例を研究したところ、やはり、短時間勤務を拡大したところ、女性だけが取るようになって、…
2024-04-23 · 衆議院厚生労働委員会
○山口参考人 ありがとうございます。  田中委員より御指摘のあったように、女性の育休については、ある程度までは就業にプラスになるんだけれども、余り長くなってしまうとかえって女性を…
2024-04-23 · 衆議院厚生労働委員会
○山口参考人 ありがとうございます。  短時間勤務、育休など様々な施策について、対象となる子供の年齢を引き上げていくこと自体は、より子育てに対して時間をかける余裕があるという意味…

API / MCP 利用

国立国会図書館 国会会議録 API を構造化

REST: /v1/diet/speeches/search?speaker=山口慎太郎
MCP: search_diet_speeches(speaker="山口慎太郎")