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加藤孝明 ·東京大学生産技術研究所教授/東京大学社会科学研究所特任教授

衆議院東日本大震災復興・防災・災害対策に関する特別委員会(2025-05-22)での発言

第217回国会 ·第第10号号 ·697字
○加藤参考人 バランスというよりかは、基本的には自助、共助、公助、最大限の努力をしていくというのがまず大前提である。  まず、やってはいけないこととして、やはり相互依存関係があると、互いに頼り合って結局誰も努力をしないという状態になっている。もしかすると、今の日本社会の多くはその状態に陥っている可能性があるかもしれない。  それから、自助、共助、公助の関係としては、先ほど福和参考人が言われたとおり、共助は共助として独立して頑張る要素もあるんだけれども、自助の支援を共助がしていく、地域ぐるみで何かに取り組んでいく、公助は自助、共助の支援をしていくという関係が重要である。  伸び代としては、僕は共助というのが非常に大きいかなと思っています。ただ、今までの共助というのは、みんなで助け合いましょう、みんなで仲よく頑張りましょうと、ソフトに偏重しているのではないかというふうに感じています。災害を乗り越えるためには、例えばエネルギーの拠点とか生活インフラが災害時にも確保できるようなハード、それが重要だと思っています。そういうハードとソフトを組み合わせることで、共助の力の伸び代というのがより大きくなっていくのかなというふうに思っています。  加えて、持ち寄りの共助という言葉を最近使っているんですけれども、地域社会の中には実は使えるものというのは結構いろいろあると思うんですね。それは、人の持っているスキルも含めて、物も含めて考えていくと、そういうものを地域の中で上手に寄せ集めることで災害時に役立つものに変えていく、そういう方向性もあり得るというふうに思っています。  以上です。

加藤孝明 の他の発言

2025-05-22 · 衆議院東日本大震災復興・防災・災害対策に関する特別委員会
○加藤参考人 それは是非、先駆的な事例をこれからつくっていくべきだと思います。  やはりその中で重要なのは、地域の人たちの問題意識を十二分に高めて、地域の担い手と一緒になって取り…
2025-05-22 · 衆議院東日本大震災復興・防災・災害対策に関する特別委員会
○加藤参考人 東京大学の加藤です。  まず、今の重川先生のお話が心に刺さりました。ありがとうございます。  まず、簡単に自己紹介させていただきたいと思います。  今、東京大学…
2025-05-22 · 衆議院東日本大震災復興・防災・災害対策に関する特別委員会
○加藤参考人 おっしゃるとおりだと基本的に思いました。  その中で、公助の現場での伸び代をいかにつくっていくのかというのが僕は非常に重要だと思っています。  端的に言えば現場力…
2025-05-22 · 衆議院東日本大震災復興・防災・災害対策に関する特別委員会
○加藤参考人 基本的には地域特性に応じてということだと思います。  ただ、南海トラフ地震をにらむと、共通の課題として、まさに地方創生、過疎化への対策と考えると、やはり交流人口を増…
2025-05-22 · 衆議院東日本大震災復興・防災・災害対策に関する特別委員会
○加藤参考人 一つ目が、やはり支援の目的というか理念をどう考えるか。  災害、そして復興には社会階層性というのがあると言われていて、災害の被害の受け方についても、あと再建に関して…
2025-05-22 · 衆議院東日本大震災復興・防災・災害対策に関する特別委員会
○加藤参考人 三点挙げたいと思います。  一つ目が、今、防災に関しては役割分担がかなりきちんとできていますので、ある意味、部分最適はかなりきちんとできるようになっている。ところが…
2025-05-22 · 衆議院東日本大震災復興・防災・災害対策に関する特別委員会
○加藤参考人 事前復興の取組は徐々に進みつつある段階で、まだ全ての自治体が取り組んでいるという状況にはないというふうに思っています。  その理由は、特に中規模、小規模な自治体にお…
2025-05-09 · 参議院災害対策特別委員会
○参考人(加藤孝明君) よろしくお願いいたします。東京大学の加藤と申します。  今、私、生産技術研究所って理科系の研究所とそれから社会科学研究所という文科系の研究所、両方に所属し…

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