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松岡俊文 ·公益財団法人深田地質研究所顧問/京都大学名誉教授

衆議院経済産業委員会(2024-03-27)での発言

第213回国会 ·第第5号号 ·739字
○松岡参考人 御質問ありがとうございます。  電源に関して将来どういうシナリオが考えられるかということは、大変重要な点だというふうに考えています。  IGCCにおける分離・回収コストは、もちろん一番低く環境省は考えているところです。これが完成すればいいんですけれども、ただ、設備費が高い、そういうこともあります。  それで、水素、アンモニアを、例えばJERAさんなんかは、それを輸入することによって発電を賄うというストーリーを描いていますけれども、一方、CCSが非常に重要な点は、電力以外の、例えば製鉄とかセメントとか、こういう業界はどうなるんですかということです。代案がありません、直感的に言うと。電力に関しては水素、アンモニアという代案がある中で、国内でCCSをできない場合は海外から持ってくる。最終的には、御指摘のように、そのときの、国内CCSと海外から持ってきたアンモニアとのコスト比較になります。これに関しては、電力中央研究所の方がコスト比較をされています。  幾つかシナリオがあります。現在、一番安いシナリオは、現在のインフラを使って海外から天然ガスを輸入してCCSを国内でやるという電力料金が一番安く計算できます。一方、海外で水素を作って、そこでCCSをやって、それを国内に持ち込んでやるとなると、やはり輸送費が、今までのインフラをなかなか利用できないような状況が生じますので、計算的には高くなるという現状があります。  そういう意味で、単純にどうなるかというのはなかなか難しいところですけれども、多分、電力会社さん各社はいろいろなシナリオを考えられて、一番いいシナリオを選んでおられるんじゃないかなというふうに外からは想像しております。  以上です。

松岡俊文 の他の発言

2024-03-27 · 衆議院経済産業委員会
○松岡参考人 御質問ありがとうございます。  まず、百六十億トンという数字ですけれども、これについては、先ほども御説明ありましたけれども、将来増えていくだろうというふうに考えてお…
2024-03-27 · 衆議院経済産業委員会
○松岡参考人 松岡でございます。よろしくお願いいたします。  地球温暖化対策といたしまして、今日はCCSの関連の議題でございますが、CO2の排出量を削減する方法として主に三つの方…
2024-03-27 · 衆議院経済産業委員会
○松岡参考人 お答えしたいと思います。  御指摘いただいたとおり、CCSに関しては長い歴史がありまして、その間いろいろな変遷がありました。ブームが幾つかありました。その中で、ブー…
2024-03-27 · 衆議院経済産業委員会
○松岡参考人 御質問ありがとうございます。  大変難しい御質問なんですけれども、子供たちには、まず、CCS事業というのが現在進んでいる温暖化の対策の非常に重要な手法であるというこ…
2024-03-27 · 衆議院経済産業委員会
○松岡参考人 御質問ありがとうございます。  コストについては大変難しい問題でありまして、常にコストを意識しながら進める必要があるというふうに思っています。  それで、非常に、…
2024-03-27 · 衆議院経済産業委員会
○松岡参考人 御質問ありがとうございます。  まさに御指摘のとおりでして、日本においては、資源関係の学科は昔は鉱山学科というふうに呼ばれていました。しかしながら、日本で鉱山がだん…
2024-03-27 · 衆議院経済産業委員会
○松岡参考人 御質問ありがとうございます。  御指摘のように、IPCC第六次の報告書で、疑う余地がないという書き方をされています。この話をするときに、私は学生にこういう言い方をす…
2024-03-27 · 衆議院経済産業委員会
○松岡参考人 御質問ありがとうございます。  地震の問題は非常に重要な問題で、CCS関係者全員、いろいろな観点から議論しています。  先ほどもちょっと簡単に説明しましたけれども…

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