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鈴木宣弘 ·東京大学大学院農学生命科学研究科特任教授

衆議院農林水産委員会(2024-04-04)での発言

第213回国会 ·第第7号号 ·469字
○鈴木参考人 御質問ありがとうございます。  PSEに基づいて日本の農業保護はやはり高いんだということをよく言う方がおりますが、これは間違いです。  PSEというのは、内外価格差に基づいて、内外価格差は全て保護でやるという計算の仕方をしているんですね。だから、例えば、国産のネギが三本で百五十円で売っていて、それから海外産の同じぐらいのものが百円で売られている、そうすると、そこに価格の差が五十円ある、これは日本の農業保護であるという計算の仕方をするわけです。  つまり、日本の農産物というのは、農家の皆さんも頑張って、いわゆる国産プレミアムと言われるような部分、国産の品質やそれを信頼する方々が、国産は高くてもある程度買うという部分がありますが、そういう部分が世界でも最も多いのが日本です。その部分を全て保護として計算することによって、日本の農業保護は、PSEという指標を使うと過大に出てくる。だから、それはある意味、意図的に過大に計算されているということを理解する必要があるのではないかと思います。  ありがとうございました。

鈴木宣弘 の他の発言

2024-04-04 · 衆議院農林水産委員会
○鈴木参考人 御質問ありがとうございます。  私が自給率が低下した一番の大きな要因として考えますのは、農産物貿易の自由化政策、これが徹底的に行われてきたということ。これによって、…
2024-04-04 · 衆議院農林水産委員会
○鈴木参考人 皆さん、おはようございます。  本日は、このような機会をいただきまして、誠にありがとうございます。東京大学の鈴木でございます。  皆様に配付いただいております、基…
2024-04-04 · 衆議院農林水産委員会
○鈴木参考人 御質問ありがとうございます。  私は、この二十六条については、一項の方で担い手には施策を講じる、二項で多様な農業者については配慮するという文言だけで、この点において…
2024-04-04 · 衆議院農林水産委員会
○鈴木参考人 御質問ありがとうございます。  まさに先生がおっしゃるとおり、出口、需要をどうつくるか、確保するかということが今大きな問題になっているのは間違いないと思います。 …
2024-04-04 · 衆議院農林水産委員会
○鈴木参考人 御指摘、御質問、ありがとうございます。  今日の今までの議論でもありましたとおり、一方で中心的な担い手が農地をしっかり集積して生産性を向上し、生産を増やすということ…
2024-04-04 · 衆議院農林水産委員会
○鈴木参考人 貴重な御指摘、ありがとうございます。  その辺りについてきちんと私は計算はしておりませんけれども、基本的には、どんどん回転させていくという方式で備蓄をしていくという…
2024-04-04 · 衆議院農林水産委員会
○鈴木参考人 御質問ありがとうございます。  先生がおっしゃるとおり、輸入を確保するといいましても、これだけ輸入が滞るリスクが高まってきていて、お金を出せば、すぐに、いつでも安く…
2024-04-04 · 衆議院農林水産委員会
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