○鈴木参考人 御質問ありがとうございます。
先生がおっしゃるとおり、輸入を確保するといいましても、これだけ輸入が滞るリスクが高まってきていて、お金を出せば、すぐに、いつでも安く買える状況はもう見込めなくなってきているという状況で、輸入先との関係強化、もちろんこれは大事です。あるいは、さらには、海外に日本の商社などが投資をして農業生産を増やしておけばいいというような議論も行われておりますけれども、それを否定するわけではございませんが、それを行っても、先生言われたとおり、輸入が滞るような事態になったら、まず自国民をさておいて日本に売ってくれる国は最終的にはございませんし、それから、物流が止まれば物理的にも持ってこられません。ですので、まず国内生産をしっかりと増強する。
そして、備蓄については、輸入でという考え方ももちろんありますけれども、基本的には、日本の農業には、米を中心に潜在生産力があるわけですから、水田のフル活用で一千二百万トン生産ができるのであれば、それをしっかりと予算をつけて備蓄しておく。備えることが非常に重要だ。
そのために、政府が責任を持って、米でいえば一万二千円ぐらいで買い取りますと。五百万トン買い取っても、一兆円です。ですから、それだけの予算をかけることで国内の農家を支えて、そして国民の命を守ることができるのであれば、五百万トンですと、一年分にはなりませんけれども、かなりの期間、国民の命を守ることができます。
ですので、一兆円ぐらいのまず予算を目安にするのであれば、米で増産した分を、五百万トンぐらいを一万二千円で買い取る、こういう仕組みを入れることで、国民も安心できるし、農家も、よし、頑張るぞという気持ちになれるんじゃないか。
そういう意味で、備蓄の水準としては、今言ったような数字が、一つの概算としては目安になるのかなというふうに考えております。
鈴木宣弘 の他の発言
2024-04-04 · 衆議院農林水産委員会
○鈴木参考人 御質問ありがとうございます。
私が自給率が低下した一番の大きな要因として考えますのは、農産物貿易の自由化政策、これが徹底的に行われてきたということ。これによって、…
2024-04-04 · 衆議院農林水産委員会
○鈴木参考人 皆さん、おはようございます。
本日は、このような機会をいただきまして、誠にありがとうございます。東京大学の鈴木でございます。
皆様に配付いただいております、基…
2024-04-04 · 衆議院農林水産委員会
○鈴木参考人 御質問ありがとうございます。
私は、この二十六条については、一項の方で担い手には施策を講じる、二項で多様な農業者については配慮するという文言だけで、この点において…
2024-04-04 · 衆議院農林水産委員会
○鈴木参考人 御質問ありがとうございます。
まさに先生がおっしゃるとおり、出口、需要をどうつくるか、確保するかということが今大きな問題になっているのは間違いないと思います。
…
2024-04-04 · 衆議院農林水産委員会
○鈴木参考人 貴重な御指摘、ありがとうございます。
その辺りについてきちんと私は計算はしておりませんけれども、基本的には、どんどん回転させていくという方式で備蓄をしていくという…
2024-04-04 · 衆議院農林水産委員会
○鈴木参考人 御質問ありがとうございます。
PSEに基づいて日本の農業保護はやはり高いんだということをよく言う方がおりますが、これは間違いです。
PSEというのは、内外価格…
2024-04-04 · 衆議院農林水産委員会
○鈴木参考人 御指摘、御質問、ありがとうございます。
今日の今までの議論でもありましたとおり、一方で中心的な担い手が農地をしっかり集積して生産性を向上し、生産を増やすということ…
2024-04-04 · 衆議院農林水産委員会
○鈴木参考人 農水省が平成十八年に出したレポートで、食生活をもう少し、米を増やすような形で改善するだけで食料自給率は六三%まで上げられるという数字を出しております。
このレポー…
API / MCP 利用
国立国会図書館 国会会議録 API を構造化
REST: /v1/diet/speeches/search?speaker=鈴木宣弘
MCP: search_diet_speeches(speaker="鈴木宣弘")