参議院資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会(2024-02-21)での発言
第213回国会
·第第3号号
·658字
○参考人(秋元圭吾君) ありがとうございます。
大変重要な御指摘だと思います。ただ、そもそも、中国は二〇六〇年カーボンニュートラル、インドが二〇七〇年カーボンニュートラルと言っていますけど、六〇年、七〇年にそもそも守るのかと、やるのかということ自体が相当、口で言っているだけというところは理解しておく必要があると思います。そういう中で、我々も、やっぱりおっしゃられるように、我々のライバルは、特に鉄のライバルは中国であったり韓国であったりインドであって、欧州とか米国ではないわけでございます。そういう中で、彼らがどういうふうに本当に削減していくのかというペースはよく理解しないといけないと。
よって、私は、二〇五〇年カーボンニュートラルという目標は、こういう明確な目標があるとそこに向かって進むことができるので、そういう面ではいい目標だとは思いますけれども、今日もどこかでいろいろ強調させていただいたつもりではございますが、フレキシビリティーを持つべきだと。柔軟性を持って、相手国、周りがどれぐらい削減しているのかというところを見ながら、我々、二〇五〇年で絶対的にカーボンニュートラルということではなくて、少しそこの裕度を持ちながら戦略を進めていくということが、しかも対策を進めていくということが重要じゃないかと思います。さもなければ、結局、繰り返しでございますが、中国、インドに需要が取られて、むしろ世界の排出量は増えるということになると思いますので、そこをしっかりやっていく必要があるかなと思っています。