参議院資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会(2024-02-21)での発言
第213回国会
·第第3号号
·840字
○参考人(秋元圭吾君) ありがとうございます。
おっしゃられるとおり、GDPを上げながらいかにCO2を下げていくのかという戦略を考えないといけなくて、他方、やっぱりそのためにも、限界削減費用というか、カーボンプライスの世界的な協調がないとなかなか、もし本当に協調していれば、日本のやっぱりエネルギー効率は非常に高いですし、カーボンニュートラルに資するような技術の、アンモニアもそうでございますし、いろいろな技術を持っていますので、そういう面では日本がまさに成長に資するような戦略を描けるんだというふうに思います。
ただ、他方、申し上げてきたように、ちょっとグラフでお示ししましたように、限界削減費用は世界に物すごく幅があって差異があるという中でいくと、日本がカーボンリーケージをしていくリスクがあるということだと思います。よって、トランジションプロセスをいかにしっかりやっていくのかということが重要でございまして、そういうのに資するために、日本政府もGX移行債というものを発行するという形でトランジションをしっかりやっていくということだと思います。
この取組自体、非常に重要な形だというふうに考えていまして、国際的にもグリーンの論調が強かったわけでございますが、そういう、そればっかり言っていても、やはり景気が悪くなるとみんな引いていくわけでございます。景気のいいときは言葉に釣られてグリーンに投資して、しかも、投資するとそこにバブルが発生しますのでますますリターンがいいように見えてしまうということなんで、いかに着実にCO2を減らしていくということなのかと、それに資するようなことにどう寄与するのかというところが重要でございますので、今回、ちょっと弱含みだったのかどうかというところに関しては評価があるのかもしれませんが、しっかり正しいことをやっているというふうに思いますので、しっかりそれを着実に進めていくということが大事かと思います。
ありがとうございます。