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佐藤主光 ·一橋大学経済学研究科教授・研究科長

衆議院予算委員会公聴会(2024-02-29)での発言

第213回国会 ·第第1号号 ·614字
○佐藤公述人 よろしくお願いいたします。  まず、二つ方法があると思います。  一つは、単身世帯の方々には、やはり結婚しやすい環境をどうつくっていくかということだと思います。一つは、結婚したら何か補助金を上げるとかというのは余りにも下世話なので、やはり、彼らの生活をどう安定化させるか。結婚は一にも二にも、やはりそれは賃金、所得の安定化と向上だと思うんですね。  なので、実は、これは財政でやるべきことなのか、経済対策として、つまり成長力を強化することによってやることなのかということは考えた方がいいのかなというふうには思います。特に若い人たちの賃金を底上げするというためには、労働生産性を上げなければならないということはやはり考えなきゃいけないかと思います。  二つ目は、だから、単身世帯が今、日本ではセーフティーネットから取り残されているわけです。子育てしていれば確かに児童手当がもらえます。でも単身世帯は何も手元に残りません。やはり、彼らを支える、先ほど私は給付つき税額控除の話をしましたけれども、こういう単身世帯を支えるセーフティーネットというのは新たに考えていく必要があるかと思います。それはやはり、自分の生活がちゃんとしていなければなかなか次のステップには進めない、結婚であれ、キャリア形成であれ次に進めないので、単身世帯向けのセーフティーネットをやはり新たに構築する必要はあるかと思います。  以上です。

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