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検索結果 (8 件)
発言日降順○参考人(平岩俊司君) ありがとうございます。 本当、申し訳ございません。ちょっと、申し訳ございません、遅れまして。 私の方からお話しさせていただくのは、北朝鮮にとっての日朝関係といいますか、日本と北朝鮮のその関係正常化がどういう意味を持つのかということについてお話をさせていただきたいと思います。 これまで、御案内のとおり、日本と北朝鮮との関係が大きく動きましたのは三回ぐらいだと思います。 まず最初は、一九九〇年の冷戦が終わった、冷戦の終結のそのプロセスで大きく国際関係が動いたタイミングであります。このときは、一九九〇年に金丸元自民党副総裁が北朝鮮を訪問しまして、九一年から九二年にかけて合計八回の日朝国交正常化交渉が行われました。それが、残念ながら、第八回でその国交正常化交渉を中断するわけですけれども、そのときのその北朝鮮側の理由、中断させる理由というのがまさにその拉致問題…
○参考人(平岩俊司君) 先ほど申しましたように、北朝鮮側が日本側に求めているものは日本との関係正常化でありますから、その関係正常化をする、やる気があるのかどうかということを、恐らく去年の五月から今年の三月ぐらいまでに北朝鮮側が考えたことなんだろうと思います。 実際に、小泉総理の直属のスタッフが日朝交渉を行ったという報道もありますけれども、私自身はそうした報道の真偽について判断する立場にありませんので、それが実際どうかはよく分かりませんけれども、少なくともその北朝鮮側が発表しているものを見ると、拉致問題は既に解決済みであると、それから自分たちの正当防衛権、これを認めろという、今の北朝鮮が行っていることを全て受け入れるということを前提に日朝交渉の進展というものを主張しておりますので、日本側からすれば当然これは恐らく受け入れられるものではございませんので、私は、やはり今のその動きというものが…
○参考人(平岩俊司君) ありがとうございます。 北朝鮮問題の捉え方なんですけれども、大きく分けて二つぐらいありまして、一つは、特に日本やアメリカがそうなんですけれども、いわゆる北朝鮮の攻撃性といいますか、拉致、核、ミサイルのような外部に対して攻撃的な高姿勢、これを何とかしなければいけないという問題の捉え方と、もう一つは、北朝鮮の体制それ自体が非常に脆弱であって経済的にも非常に弱いと、だから、場合によっては経済的に弱くなって、その体制が動揺し難民が出てくるかもしれない、最悪の場合にはその体制が崩壊して多数の難民が出てくるかもしれないという、いわゆるコインの表裏のような問題の捉え方をしなければいけないんですけれども、その前者に関して言えば、日本やアメリカはとにかく北朝鮮にその攻撃的な姿勢を改めさせなければいけないということなんですけれども、中国や、まあ政権によっては韓国もそうなんですけれど…
○参考人(平岩俊司君) ありがとうございます。 先ほどの打越議員の御質問の中、御質問にもありまして、そのときにちゃんとお答えできなかったんですけれども、やはり中国のその動向って極めて重要だと思うんですけれども、残念ながら、中国自身が極めて難しい相手であるということも間違いないわけであります。 ただ、彼らはその人権、拉致問題に関してももちろん日本側のその立場って十分理解してくれているとは思いますけれども、それ以上に彼らがその国際的な体面といいますか、それを気にするのは、やっぱり核、ミサイルの問題ですね。とりわけ、核の問題ですから、その核実験、例えば今焦点になっているのは北朝鮮が七回目の核実験を行うかどうかというところなんですけれども、一般的には、中国側がその七回目の核実験をよしとしないということがあって、北朝鮮側が慎重な対応をしているということがありますので、この核を軸にして、その日…
○参考人(平岩俊司君) ありがとうございます。 まず、その北朝鮮の体制の問題、金主愛という金正恩委員長の娘さんの話を御指摘になられましたけれども、この件に関してはいろんな評価がございます。 いわゆるその権力継承の過程で見るべきなのか、あるいはもう少し別の、北朝鮮の場合、権力と権威がありますので、その権威の継承の文脈で見るのかということなんだろうと思いますけど、私はどちらかというと後者の方で見ております。 前者の方で分析する場合には、具体的に、じゃ、例えば北朝鮮の権力構造というのは党と国家と軍のポストが必要なわけで、それを彼女が継承していくのかということになると、これはやっぱりかなり先の話ということでしょうから、やはり今の段階ではまだその権威を継承していく、いわゆる彼らが言うところの白頭の血統という言い方をしますけれども、白頭山の血脈みたいなものが彼らの権力の一つの根拠になります…
○参考人(平岩俊司君) 御質問ありがとうございます。 御指摘の御質問、極めて重要であるんですけれども、残念ながら極めてお答えするのが難しいという、そういう質問かと思います。 といいますのは、やっぱり北朝鮮社会に関しての分析というのが我々研究者の間でも極めて難しい。なぜならば、北朝鮮に直接行くということが、もちろん全く難しい、行けないわけではないんですけれども、かなり制約があるし、それから行ったとしても調査その他が難しいということなので、今の北朝鮮についての、北朝鮮社会の分析の主たる方法論といいますのは、北朝鮮から脱北をしてきて韓国に来た人たちの情報を前提に分析するというのが主流かと思います。 それを前提にしますと、やはり、御指摘のとおり、やはり監視システムということで一定程度機能しているというふうに考えるべきなんだろうと思いますけれども、それも、一九九〇年代にかなり北朝鮮が食料…
○参考人(平岩俊司君) ありがとうございます。 御指摘のとおり、ロシアと北朝鮮が接近をしておりまして、とりわけ石油といいますかエネルギーの部分ですね、これについては、従来以上にロシアから北朝鮮への提供というものがあるんだろうということは予想されます。ウクライナ以前からも、例えば中国であるとか、あるいはロシアからいわゆる瀬取りという形で北朝鮮に対してエネルギー供給が行われてきたということは恐らく事実なんだろうと思いますし、北朝鮮からすると、そうした細々としたパイプを大切にしながらこれまで生き延びてきたということなんだろうと思いますが、ウクライナ以降は、それをかなり、何といいますか、大っぴらな形で行われているというのが今のその状況かと思います。 先ほども少しお話ししたとおり、北朝鮮のその体制が動揺することを懸念する国、例えば中国であるとか、それから政権によっては韓国もそうですし、それか…
○参考人(平岩俊司君) ありがとうございます。 御指摘のとおり、私は、北朝鮮が日本との関係正常化を目指す最大の目標というのは、国交正常化の後の経済協力ということなんだろうと思います。これは、二〇〇二年の日朝平壌宣言で設定された枠組みをいかに実現していくのかということかと思っております。 しかしながら、現状、なかなか国交正常化というのが北朝鮮からすると見えない状況ですので、日本政府としては、御指摘のとおり、極めてハードルが高いということになるんだろうと思います。 御案内のとおり、例えば二〇一八年に北朝鮮は韓国、それからアメリカ、さらには中国と首脳会談を繰り返しましたが、残念ながら日本との間の首脳会談というのはございませんでした。恐らくそれは、北朝鮮からすると、今、その二〇一八年の段階というのは核問題が焦点であって、日本との国交正常化というものがまだ順番としてその視野に入っていなか…
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NDL 国会会議録 API 経由