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国立国会図書館 (NDL) 国会会議録 API / 議員・政党横断検索

検索結果 (10 件)

発言日降順
浅岡美恵 · 2024-03-29 · 衆議院 経済産業委員会 ·5797 字

○浅岡参考人 気候ネットワークの浅岡と申します。  本日は、このような機会をいただきまして、ありがとうございます。  私どもの気候ネットワークは、約四半世紀にわたりまして、地球温暖化問題、気候変動問題に取り組んでまいりました。とりわけここ数年は、二〇〇〇年頃からこうした水素、アンモニアを電力部門において利用するという提案がなされるようになりましてから、この問題に焦点を特に強めて議論してまいりました。  私自身は、京都で、弁護士業が本業でございまして、京都議定書以来こうして関わってまいったところでありますが、本日は、こうした気候ネットワークの取組に加えまして、法律家の観点から、弁護士という実務家の観点から意見を申し上げたいと思います。  まず、先ほど、三人の御意見を私も拝聴しておりました。米国やEUのこうした水素に関する大きな支援のお話もございましたが、一つ御説明が足りないのは、こう…

浅岡美恵 · 2024-03-29 · 衆議院 経済産業委員会 ·762 字

○浅岡参考人 御質問ありがとうございます。  二〇三〇年の目標が大変重要である、そしてそれが実現されることが大変重要であるということを先ほど申し上げさせていただきましたが、日本の二〇三〇年の目標は二〇一三年比、四三%、これを国際的な議論に合わせまして二〇一九年比で見ますと、三五%でしかありません。四三%といいますのも世界全体でのものでありまして、先進国はより多く削減することが求められている中、目標自身がもっと引上げが求められている、これは客観的な状況でございます。  ところが、現在の対策では、私どもが見るところは、二〇三〇年の四六%削減の実現は極めて危ういと言わざるを得ないと思います。  実効性のある対策はカーボンプライシング、炭素税などでありますが、それは今はなきに等しいもので、本格的にというのは二〇三三年とかいうような話でございますので、当面はそうした政策を欠いている。そして、再…

浅岡美恵 · 2024-03-29 · 衆議院 経済産業委員会 ·424 字

○浅岡参考人 ありがとうございます。  私どもは、水素や水素のキャリアとしてのアンモニア、又は船舶の燃料として今議論されているアンモニアなどは不適であると申し上げているのではございません。水素の利用価値はあること、ある分野があるわけでございますし、よく理解をしておりますし、これは、この前の委員会でも大臣も、排出削減が困難な分野に利用が期待されている、これは世界共通の期待でございます。その困難な分野は、大臣もおっしゃっておられますように、鉄鋼とか高温を使う化学であるとか、飛行機は必ずしもということみたいですけれども、船舶などは本当に現実の問題としてあるというふうに考えてございます。  そうした観点で、最も再生可能エネルギーの転換が経済的に合理的であり、ポテンシャルも日本では十分考えられ、そして、それをいかに上手に拡大していくのか、うまく活用するところに知恵を絞る、これが先生方に本当に期待…

浅岡美恵 · 2024-03-29 · 衆議院 経済産業委員会 ·463 字

○浅岡参考人 水素につきましては、まず大事なのは、グリーン水素を目指すということが明記されることであろうと思います。そして、そのタイムラインは、気候変動対策の世界が目指している流れに整合する時間枠でやっていく。  二〇三〇年に三・四キログラムというのが、これまでの、この法案提出までの審議会などの資料に書かれているものでございましたけれども、それは大変遅きに失する。今の時点でもっと、三・四よりもライフサイクル全体での排出量として下げているものが必要でありますし、それを更に下げていく目標が、一定の年限が示されているということがなければ、そのように動いてはいかないということになろうかと思います。  そして、アンモニアは、水素からアンモニアを作る過程で大変大きなエネルギーを要するわけであります。ですから、アンモニアとしての利用は、それでもなお必要なところということを考えないといけませんので、よ…

浅岡美恵 · 2024-03-29 · 衆議院 経済産業委員会 ·268 字

○浅岡参考人 電力の広域利用の連携、これを強化することはまず第一に計画的になされなければならないと思います。それでも、更に更に太陽光発電等、九州では風力も加えて導入していくことが、私ども、期待されますが、その電力を使って水素を製造するということも大変大事だと思います。  私は、本日の議論でそういうことを全然否定しているわけではございません。だけれども、何に使おうとしているのか。本当に、発電の代わりに使うんだ、このことを混ぜて話をする限りにおいては、非常に話が混乱をし、議論が不正確になっていくということではないかと思っております。…

浅岡美恵 · 2024-03-29 · 衆議院 経済産業委員会 ·567 字

○浅岡参考人 ありがとうございます。  先ほどのインフルエンスマップなどの、日本のGX及び水素、アンモニアの、発電事業への混焼、専焼という、大きな用途として考えていることなどへの批判は、本日参考資料でつけました十九ページに、明日香寿川先生がまとめられたものをリスト化しております。また、二十ページには、昨年、バイデン政権の気候変動特使でありましたケリー氏の見解、あるいは、IPCCの新議長でありますジム・スキー先生の評価。これらはおかしい、それは不適である、そうすることは一・五度の整合ある削減経路をたどることはできないと言わざるを得ないわけですね。  電力部門の排出削減ができないということは、二〇三〇年、日本の現在四割を占める発電部門が本当にこのまま推移してしまいかねない、こういうことですから、おおよそ実現性がないことになってまいります。  私は、先ほどからの議論に関しまして本当に思うの…

浅岡美恵 · 2024-03-29 · 衆議院 経済産業委員会 ·862 字

○浅岡参考人 世界から大変日本の気候変動政策について奇異な目で見られているのは、石炭火力発電所を温存するということが非常に大きな基本にあるということでございます。  今日の資料の「参考」として、二十六ページに、JERAの執行役員であります奥田氏が二〇二一年三月に語られた言葉を添付いたしましたけれども、こうした新規の石炭火力発電所も、この数年の間に千キロワット近く増えたわけでございますが、これらを含めてある設備を最大限活用する、また、旧一電の方が持っている送電網を最大限活用する、電力会社にとりましては大変経済的な方法かもしれませんが、これは、地球環境だけではなく、日本の経済の今後の在り方全体を大きくゆがめる方針ではないかと思います。  そうしたことがあるがために、日本は、神戸だけではなくて、基本的には、二〇五〇年まで石炭火力で、現在の火力発電所設備をどうやって活用するかということが、水素…

浅岡美恵 · 2024-03-29 · 衆議院 経済産業委員会 ·494 字

○浅岡参考人 ありがとうございます。  これは、サプライチェーンを広げるために使い道を、お仲間を増やしたいということで、アジアの国々は石炭火力を多く抱えるからと思われるのかもしれませんが、しかし、世界の流れは、こうしたアジアの国々も急速に大きく変えるでありましょう。これは、気候変動には対応せざるを得ないからであります。  CO2フリーの社会に本当に入らないといけない。アンモニアでごまかすようなことではやっていけない。災害が目の前に来る、ビジネスの向上すら動かせなくなる、こういうのを目前に控えているわけであります。  また、東南アジアの国々は、翻ってみれば、大変豊富な再生可能エネルギー資源を持っておられます。いろいろなものでございます。先般も、オーストラリアが恐ろしく再生可能エネルギーに転換するというふうな話も伺いました。  こうした意味で、今考えておられるスキームは五年ももたないと…

浅岡美恵 · 2024-03-29 · 衆議院 経済産業委員会 ·970 字

○浅岡参考人 御質問ありがとうございます。  IPCCという世界の科学者の総知見によりまして、これは国連の機関でございますが、現在の気候変動、温暖化は人間活動によるものである、そしてこれは、人類がこれまで経験していないレベルに既に達しており、今後更に更に、このままいけば拡大していく、こういうことを指摘しておりまして、それで、先ほどお見せいたしました削減経路が必要だという結論になっているわけでございます。  氷河期が来るのではないか、今が一番暑いのではないか。これは残念ながら、私が専門家からお聞きしているところでは、人類の文明史的な時間というのはせいぜい一万数千年でございます、エジプト、メソポタミアを入れましても。そして、次の氷河期が訪れるのはというのは、研究者たちの一致したところでは、早くて六万年後。とてもとても間に合うスパンではございません。  そもそも、そういうことによって今温暖…

浅岡美恵 · 2024-03-29 · 衆議院 経済産業委員会 ·793 字

○浅岡参考人 ありがとうございます。  この法案は、水素等供給及び利用の促進に関する法律という意味で、需要側を見込んだ法律であると私は理解をしております。その需要先が発電事業に水素、アンモニアを使う、これが水素の日本の利用の仕方をゆがめている一番大きな元である。確かに、だから、これは需要側の使い方の問題であるというふうに捉えていただきたいというふうに思います。  京都議定書の頃から水素という話はありました。私たちもそんな、何となく水素みたいな話がございましたが、どうやって水素を得るのかということのエネルギーを考えますと、なかなかそれは遠い話であったというときに、再生可能エネルギーが大変コスト低下して利用できるようになったときに、これがその解にある意味でなったわけであります、そのとき得なかった解が。  それが二〇一〇年前後ぐらいから、特に福島の原発事故後、大変これは国際的に、世界に広が…

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MCP: search_diet_speeches(keyword="半導体")